オウムガイ/Chambered Nautilus

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ブロックされるたびにアドバンテージを生むクリーチャー。ただし、能力は非常に限定的で使い勝手が悪い。

3マナ2/2とサイズは標準的。誘発型能力の性質上、パワー1以下の壁によるブロックやチャンプブロックはされにくく、能力が誘発するのは大抵これが死ぬとき1回限り。仮に1回でも、同マナ帯のクリーチャーとの相討ちなら、十分元が取れていることになる。

見方を変えると、2点クロックか1ドローを選択させるカードともいえる。パワー強化によるクロックの上昇、再生などの生存力の向上などが好相性。リミテッドでは強化オーラをつけることで、相手にライフかドローかの圧力をかけることができるだろう。

これが「2点クロック or 1ドロー」なら、泥棒カササギ/Thieving Magpieは「1点クロック & 1ドロー」の能力。構築ではよりドローの確実性が高いカササギの方が優先される。

• マスクス・ブロックに多く見られる、ブロックされたときに誘発する能力を持つクリーチャーの1つで、特にサプラーツォの相続人/Saprazzan Heirが近い。
• 後に同じ能力を持つ徘徊スリス/Slith Strider、また上位種としてドレルナック/Drelnochが登場。
• 2007年9月にオウムガイのクリーチャー・タイプが追加。イーブンタイド現在唯一のオウムガイである。

参考

• カード個別評価：メルカディアン・マスクス - アンコモン