現実の強奪/Reality Heist
提供：MTG Wiki
インスタント
この呪文を唱えるためのコストは、あなたがコントロールしているアーティファクト１つにつき(１)少なくなる。
あなたのライブラリーの一番上にあるカード７枚を見る。あなたは「その中からアーティファクト・カード最大２枚を公開し、あなたの手札に加える。」を選んでもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
アーティファクト専門の手札補充（濾過）インスタント。親和（アーティファクト）相当のコスト減少能力も持つ。
同等のハンド・アドバンテージを得られる物読み/Thoughtcastが初期5マナ・最低1マナであったことを考えると、インスタントであることを加味しても初期7マナ・最低2マナはかなり取り回しが悪くなっているといえる。ただし、ライブラリーを掘り進めるられる枚数は多く、アーティファクトに限れば手に入るカードの質が保証されやすいのは強み。アーティファクト主体、かつ特定のキーカードがあるようなデッキならばそのスペックをフルに発揮できるだろう。
- 見る枚数・コスト減少能力などが時を越えた探索/Dig Through Timeを彷彿とさせる。こちらはよりアーティファクトに特化したデッキ向け。
[編集] ストーリー
魁渡/Kaitoはタミヨウ/Tamiyoと出会い、ついに皇/The emperorの失踪の真実を知る。十年前、テゼレット/Tezzeretが試作品の現実チップ/The Reality Chipを使用したことで、彼女は不安定な灯/Sparkを持つプレインズウォーカー/Planeswalkerとなり、「放浪者/The Wanderer」の名であちこちの次元/Planeを彷徨っていたのだった。
その現実チップが皇を取り戻すカギになると考えた魁渡は、タメシ/Tameshiの研究所に侵入し、実験台にされ衰弱した何十体もの神/Kamiの様子に圧倒されながらも、クラゲの足のようなワイヤーで神の体と繋がる装置を発見した。これこそが現実チップに違いない――魁渡はその装置を奪取すると、首謀者ジン＝ギタクシアス/Jin-Gitaxiasとその手下たちから逃れ、研究所を後にした（イラスト）。
魁渡は追手を撒こうとしたが、巨大な龍型のメカに追い詰められた。だがエネルギー弾を放つ直前、メカは両断されて地に落ち――その背後に立っていたのは、魁渡が十年間探し続けてきた、皇こと放浪者だった[1]。
それが答えを持っていることを願って、魁渡はチップを掴んだ。
[編集] 脚注
- ↑ Episode 3: An Unexpected Alliance/メインストーリー第３話：予期せぬ協調（Magic Story 2022年1月25日 Akemi Dawn Bowman著）
