ゼガーナ/Zegana
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ゼガーナ/Zeganaはラヴニカへの回帰ブロックおよびラヴニカの献身のキャラクター。カードとしてはギルド門侵犯の首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zeganaが初出。
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解説
ラヴニカ/Ravnicaのギルド/Guildの一つ、シミック連合/The Simic Combineの首席議長/Prime Speakerを務めるマーフォーク。女性(イラスト)。
寡黙で威厳ある人物。太古の海に通じる大穴ゾノット/Zonotから姿を現したマーフォークの一人であり、モミール・ヴィグ/Momir Vigを失い崩壊寸前だったシミックの新たなギルドマスターとなった。ゼガーナは最初に開いた第一ゾノット/Zonot Oneを代表する議長であり、九のゾノット議長で構成される秘密組織、「言論室/The Speaker's Chamber」の裁量に従って発言していると速やかに表明した。曰く、言論室は彼女の地位を無効にすることもでき、その場合は他の議長が新たな首席議長になると。しかしながらシミックに属さない者の多くは、これは偽りの謙虚さで、言論室なるものが存在したとしても、彼女がその組織を支配しているのではないかと疑っている。
なおこれは外部からの邪推であり、実際のところ新生シミックはかなり民主的なシステムで運営されている。後のラヴニカのギルドからのラヴニカ三部作の時代にはギルドマスターの地位をヴァニファール/Vannifarに渡し、ゼガーナは野党となった楽園党の議長として働いている。
経歴
水深の布告/The Fathom Edict
ゼガーナはアゾール公会広場/Forum of Azorにて、約12,000人の聴衆を前に演説を行った。それはマーフォークが地上に姿を現した経緯と、彼女たちがシミック連合を継承することについてのものであり、事実上、ゼガーナがシミックの新たなギルドマスターになるという宣言だった。この演説は数時間のうちに水深の布告/The Fathom Edictとして知られるようになった。
ラヴニカの献身
ヴァニファール/Vannifarたち順応主義者/Adaptionistはゼガーナの楽園党/Utopianよりも、もっと直接的で素早い行動を求めていた。ギルドパクト/Guildpactたるジェイス・ベレレン/Jace Belerenの失踪を受けてギルド間の緊張が高まると、ヴァニファールの行動主義的な哲学は多くの支持を集めるようになった。そしてゼガーナは、ゾノットの一つを奪おうとするゴルガリ団/The Golgari Swarmに対抗するため、ヴァニファールに助力を求めた。その後、ヴァニファールは言論室でゼガーナに挑み、投票により新たな首席議長に選出された。
登場
登場カード
フレイバー・テキストに登場
- ラヴニカへの回帰
- 払拭/Dispel
- ギルド門侵犯
- 水形/Hydroform、シミックの魔除け/Simic Charm、破壊的一撃/Shattering Blow
- ラヴニカの献身
- シミックのギルド門/Simic Guildgate(コレクター番号258)
イラストに登場
- ラヴニカの献身
- 覆滅/Repudiate
登場作品・登場記事
- Ravnica, Then and Now/ラヴニカ、その過去と現在(Feature Article 2012年8月29日 Adam Lee著)
- Planeswalker's Guide to Gatecrash: Part 2/プレインズウォーカーのための「ギルド門侵犯」案内 その2(Feature Article 2012年12月12日 The Magic Creative Team著)
- The Fathom Edict/水深の布告(Uncharted Realms 2013年1月9日 Brady Dommermuth著)
- The Principles of Unnatural Selection/不自然淘汰の原則(Magic Story 2019年2月6日 Nicky Drayden著)