泡のお守り/Juju Bubble
提供:MTG Wiki
Juju Bubble / 泡のお守り (1)
アーティファクト
アーティファクト
累加アップキープ(1)(あなたのアップキープの開始時に、このパーマネントの上に経年(age)カウンターを1個置く。その後あなたがこの上に置かれている経年カウンター1個につきアップキープ・コストを1回支払わないかぎり、それを生け贄に捧げる。)
あなたがカードをプレイしたとき、泡のお守りを生け贄に捧げる。
(2):あなたは1点のライフを得る。
マナさえあれば、いくらでもライフ回復できるアーティファクト。ただし二つのペナルティ能力付き。
コントロールデッキのような、マナ基盤が強固なデッキ向きのカード。累加アップキープにもマナがかかるため次第に回復量は減ってしまうが、長期間維持できればかなりのライフを得られる。しかしもう一つのデメリットが問題で、長期戦デッキの典型であるパーミッションにとって何かと使いづらくなっている。土地をプレイしただけでも生け贄に捧げることになるため、維持できるターン数もほぼ固定されてしまう。
リミテッドでは、長期戦を目指したデッキでの使用ならかなり効果が高い。ボード・アドバンテージに全く繋がらない点には留意すべき。
- 起動型能力は問題なく起動できるため、呪文を唱えることが制限されている分は起動型能力で補えるようにしておくと運用しやすくなる。サイクリング誘発型能力などと組み合わせるのも効果的。
- ストーリー上、重要な役割を担うアーティファクトの1つである。→レガシー/Legacy
- "juju"とはアフリカ西部で用いられる護符や呪物のこと、およびそれが持つ魔力のことを指す。その語源はフランス語の"joujou"(幼児語でおもちゃの意)とされているが、ナイジェリアやニジェールで話されているハウサ語で「呪物、悪霊」を意味する語を語源とする説もある(britannica.comの解説(英語))。ジャムーラ/Jamuraaを舞台とするビジョンズの世界観に沿って付けられたネーミングと思われるが、ストーリー上で泡のお守りが見つかったのはアダーカー荒原/Adarkar Wastes (ストーリー)の地下遺跡である。