裏切りの血/Traitorous Blood
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色拘束が強くなりトランプルも与えるようになった反逆の行動/Act of Treason。
他の一時的なコントロール奪取呪文と比べると、奪ったクリーチャーでの1回限りの攻撃をチャンプブロックで凌がれにくくなったことが大きなメリットである。特に墓所のタイタン/Grave Titanやゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikarのような、トークンを引き連れてくる大型クリーチャーに対して有効。もちろんブロッカー排除や生け贄手段による完全除去を兼ねてもよい。リミテッドだとコモンである縫い師の見習い/Stitcher's Apprenticeとのコンボが有力か。
自分のクリーチャーを対象にする場合にも、従来の使い方に加えてトランプルの付与という選択肢が増えた。なお、トランプルと速攻の付与は攻撃前、アンタップは主に攻撃後に行いたいし、トランプルが活きるサイズのクリーチャーで速攻も利用しようとするとかなりマナがかかるので、複数の恩恵を同時に受けることはやや難しい。
ラヴニカへの回帰ブロック・イニストラード・ブロック期のスタンダードでは反逆の印/Mark of Mutiny、エクステンデッドでは攻撃的な行動/Act of Aggressionなどとの比較になるだろう。
- 10年後のイニストラード:真紅の契りにて、日本語カード名が逆転した血の裏切り/Bloody Betrayalが登場した。
同じ一時的コントロール奪取で、色はもちろんマナ総量も同じ。