闇の暗示/Dark Intimations
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ソーサリー
各対戦相手はそれぞれ、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を生け贄に捧げ、その後カード1枚を捨てる。あなたは、あなたの墓地からクリーチャー・カード1枚かプレインズウォーカー・カード1枚をあなたの手札に戻し、その後カードを1枚引く。
あなたがボーラス(Bolas)・プレインズウォーカー呪文を1つ唱えたとき、あなたの墓地から闇の暗示を追放する。そのプレインズウォーカーは忠誠(loyalty)カウンターが追加で1個置かれた状態で戦場に出る。
残酷な根本原理/Cruel Ultimatumのように相手には犠牲を、自分には恩恵を与える効果、そしてニコル・ボーラス/Nicol Bolasの登場を予期させる霊気紛争の注目のストーリーの最後の1枚。
プレインズウォーカーが布告の選択肢に入っているのは、クリーチャーを使わないコントロール・デッキにも効くというメリットであるが、クリーチャー除去としての確実性が低いということでもある。また各対戦相手に影響するので多人数戦ではより強力になる。
誘発型能力はボーラス・プレインズウォーカーに追加の忠誠カウンターを乗せる効果。登場時のスタンダードにはボーラス・プレインズウォーカー・カードは存在しなかったが、2つ後のエキスパンションである破滅の刻にて王神、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, God-Pharaohと欺瞞の主、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, the Deceiverが登場。どちらも忠誠度を1つ足せば小マイナス忠誠度能力を2連発できる設定になっており、ダメージによって倒される危険性も減らせる。
- コジレックの帰還/Kozilek's Returnと違い、2つ目の能力で闇の暗示を追放するのは強制。プレインズウォーカー呪文が打ち消されたとしても闇の暗示は追放しなければならない。
ストーリー
リリアナ/Lilianaがテゼレット/Tezzeretにとどめを刺そうとしたまさにその瞬間、霊気塔/Aether Spireに突撃するものがあった。チャンドラ/Chandraとギデオン/Gideonを乗せたギラプールの希望/Hope of Ghirapurだ。大爆発の後、テゼレットは忽然と姿を消していた。恐らくはプレインズウォークで逃げたのだろう――ご主人様のもとに[1]。
- イラストは、破壊された次元橋/Planar Bridgeがボーラスの角を思わせる構図になっている。
脚注
- ↑ Puppets/闇の手先(Magic Story 2017年1月25日 James Wyatt著)