絶滅の契機/Extinction Event

提供:MTG Wiki

2021年1月2日 (土) 09:42時点におけるブラー (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

Extinction Event / 絶滅の契機 (3)(黒)
ソーサリー

奇数か偶数を選ぶ。マナ総量がその選ばれた値である各クリーチャーをそれぞれ追放する。(0は偶数である。)


奇数か偶数、どちらかのクリーチャーを根こそぎ追放できる限定的な全体除去。破壊ではなく追放である他、全体除去系としては希少な黒シングルシンボルで、多色でも使いやすいことが強み。

登場前のスタンダードでのの代表的全体除去の座は煤の儀式/Ritual of Sootが務めていたが、比較してこれはシングルシンボルであるためタッチしやすく、後攻で相手の展開した4マナの主力もまとめて除去できるという利点がある。ただビートダウンデッキマナカーブを重視するため各マナ域のクリーチャーをバランス良く入れている場合が多く、一番排除したいクリーチャーは除去できるが、全除去とはいかないことが多いのが悩みどころ。逆に自分のフィニッシャーを奇数と偶数で散らして採用することで、相手の主力を除去しつつ自分に有利な盤面を形成できるというテクニックも有る。

登場時のスタンダードには脱出メカニズムを持つカードや弧光のフェニックス/Arclight Phoenixなど墓地から戻ってくるカード、また悪夢の番人/Nightmare Shepherd真夜中の死神/Midnight Reaper光明の繁殖蛾/Luminous Broodmoth鍛冶で鍛えられしアナックス/Anax, Hardened in the Forgeなどの全体除去に対するリカバリークリーチャーが多く存在しているため、破壊ではなく追放というのは大きな強みになる。総じて、メタゲームや使うタイミングを見極める必要があるが大きなアドバンテージを得られるカードとなっている。

強力なフィニッシャー1体に対して使うのも有効。呪禁破壊不能プロテクション死亡誘発といったほとんど全ての耐性を無視できるため非常に信頼性が高い。

リミテッドでも構築と同様に使い所は難しいが全体除去が弱いことはない。相手が深海の破滅、ジャイルーダ/Gyruda, Doom of Depths獲物貫き、オボシュ/Obosh, the Preypiercer相棒としている場合は良いカモとなる。

参考

QR Code.gif