僧帽地帯のドルイド/Druid of the Cowl
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1マナ重くなってタフネスが2上昇したラノワールのエルフ/Llanowar Elvesの上位種。ワイアウッドのエルフ/Wirewood Elfの上位互換。
1マナ重いテンポ差はマナ・クリーチャーにとって痛手だが、最低限の火力耐性と、ブロッカーとしての活用しやすさが備わっているのは大きな強化点。
優秀なコモン・クリーチャーとしてリミテッドで有用なのは勿論、登場時のスタンダードでは2マナ以下のマナ加速カードが限られておりウルヴェンワルドに囚われしもの/Ulvenwald Captiveと並んで最後の望み、リリアナ/Liliana, the Last Hopeの除去に耐性のある貴重なマナ・クリーチャーである。
霊気紛争初出時のスタンダードにおいては環境やデッキに恵まれず、さらにドミナリアでラノワールのエルフ/Llanowar Elvesが再録されたことでますます影が薄くなり、トーナメントシーンでの活躍は見られなかった。しかし基本セット2019に続投され、ラヴニカのギルドが追加されると、エルフデッキやセラからの翼型セレズニア・アグロといったデッキで採用されるようになった。また赤単アグロなどに対する序盤の防御兼ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirlerやショック/Shockに耐えるマナ・クリーチャーとしてティムール荒野の再生のサイドボードに採用されることも多い。