夢捉え/Dreamcatcher
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Dreamcatcher / 夢捉え (青)
クリーチャー — スピリット(Spirit)
クリーチャー — スピリット(Spirit)
あなたがスピリット(Spirit)か秘儀(Arcane)呪文を唱えるたび、あなたは夢捉えを生け贄に捧げてもよい。そうした場合、カードを1枚引く。
1/1スピリットクラフト能力で、手札1枚に変換できるクリーチャー。
おそらくは、インスタントの秘儀などと組み合わせることでアドバンテージを失わずにチャンプブロッカーなどに使いつつ、さらに転生で繰り返し再利用してドローエンジンにする、という動きを念頭にデザインされたカードだろう。確かに上手く回ればいやらしそうではあるが、現実問題として手間に見合うほど強いかは疑問が残る。
単純なドローエンジンとしては、潤沢な量の秘儀がある前提ならば常在精神/Evermindのほうが扱いやすいだろう。その常在精神ですら扱いづらいとしてほとんど活躍しなかったことを思えば、こちらの扱いも推して知るべしである。
- さまようもの/Wandering Onesの上位互換。同ブロックでは涙の神/Teardrop Kamiに続いて2体目である。
- ある程度近い性能の溺れたルサルカ/Drowned Rusalkaや不運な研究者/Hapless Researcherなどがきちんと実績を挙げていたことを踏まえるに、やはりスピリットクラフトという誘発条件が問題だったのだろう。
- 夢捉え/Dreamcatcherは、白昼夢(Daydreams)の神。神河/Kamigawaの居眠りする農夫の思考を餌とする。イラストの神の周りには、霧状の鳥やドラゴン、そして神河には存在していないスリヴァーの形が映し出されている。
- 一般にドリームキャッチャーと言うとアメリカ・インディアンの伝統装飾品がよく知られる。日本の伝承で「夢を食べる妖怪」と言えば獏だが、そちらは蝋鬣の獏/Waxmane Bakuなどの別カードで採用されている。
参考
- Dreams of Rath(WotC、英語)
- カード個別評価:神河救済 - コモン