無限ルール
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無限ルール/Infinity Ruleとは、無限ループが発生したときにループを中断させる方法の呼称。かつては総合ルールに記載されていた用語であったが、現行の総合ルールでは「無限」という言葉を用いずに説明されている。
大雑把に言うと、
- 選択肢のあるループは、何回、と数を決めてそこまで繰り返したことにできる。もちろん、対戦相手がループ中に回ってくる優先権を行使すれば、そこでループは止まる(再び開始する時もある)。
- 選択肢のないループが起こった場合、ゲームは引き分けになる。
- 持ち時間制であるMagic Onlineには、無限ルールは存在せず、手順の省略もできない。
参照
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール
- 719 他のプレイヤーをコントロールする
- 719.1 次のあるプレイヤーのターンの間、そのプレイヤーを他のプレイヤーによってコントロールさせるカードが存在する。この効果は、その影響を受けるプレイヤーが次に実際に得るターンに影響を及ぼす。そのターンの間ずっとそのプレイヤーはコントロールされ、この効果は次のターンが始まるまで終わらない。
- 719.2 カード2枚(《Word of Command》と《敵対工作員》)は、一定の期間、プレイヤーが他のプレイヤーをコントロールできるようにする。
- 719.3 プレイヤーのコントロールだけが変わり、オブジェクトのコントローラーは変わらない。コントロールされているプレイヤーは、それでも自分のターンの間はアクティブ・プレイヤーである。
- 719.4 コントロールされているプレイヤーがゲーム内の何らかのオブジェクトの情報を見ることができる場合、それはそのプレイヤーとそのプレイヤーのコントローラーの両方が見ることができる。コントロールされているプレイヤーがゲーム外のカードに関する情報を見ることができる場合、その情報を見ることができるのはそのプレイヤーだけで、そのプレイヤーのコントローラーは見ることができない。
- 719.5 他のプレイヤーをコントロールしている間、そのプレイヤーは、コントロールされているプレイヤーに認められている、あるいは何らかのルールやオブジェクトによりしなければならないすべての選択や決定を行う。これには、何をプレイする(起動する、唱える)かの選択や、呪文や能力に関する選択や決定を含む。
- 719.6 他のプレイヤーのコントローラーは、そのプレイヤーを投了させられない。プレイヤーは、他のプレイヤーにコントロールされていても、いつでもゲームを投了することができる。rule 104.3a 参照。
- 719.7 プレイヤーに他のプレイヤーのコントロールを得させる効果は、コントロールされているプレイヤーの行動を制限し、あるいはコントロールされているプレイヤーに何らかの行動を強制することがある。
- 719.8 他のプレイヤーをコントロールしているプレイヤーは、自分自身に関する選択や決定も行える。
- 719.9 プレイヤーは自分のコントロールを得ることもできる。そのプレイヤーは通常通り自分の決定や選択を行う。
- 719 他のプレイヤーをコントロールする