統率の灯台/Command Beacon
提供:MTG Wiki
統率者を統率領域から唱える際には唱えた回数に応じて追加コストがかかるが、手札から唱える際にはその追加コストが必要ないため、ゲームが長引いたときにはそれなりに便利な能力。最低限無色マナを生み出すことはできるため、土地のスロットに余裕があるならば採用するのもよいかもしれない。
その他に、コンボ的な使い方もできる。例えば、統率者がアルゴスの庇護者、ティタニア/Titania, Protector of Argothのとき、食物連鎖/Food Chain+統率の灯台で、無限トークン及び、用途はクリーチャー呪文に限定されるが無限マナを生み出せる。以下に手順を示す。
1. 食物連鎖/Food Chainとアルゴスの庇護者、ティタニア/Titania, Protector of Argoth(以下ティタニア)をコントロールしている状態で、統率の灯台/Command Beacon(以下灯台)の能力を起動。 2. ティタニアの能力が誘発するので、エレメンタル・トークンが1体戦場に出る。 3. 灯台の能力を解決する前に、食物連鎖/Food Chainの能力を起動し、ティタニアをコストとして追放、クリーチャー呪文限定の緑6マナを得て、統率領域に戻す。 4. 統率の灯台の能力を解決、ティタニアを統率領域から手札に加える。 5. ティタニアを手札から唱え、CIP能力で墓地の灯台を戦場に戻す。 6. 以上の手順でエレメンタル・トークン1体と、クリーチャー呪文限定の緑1マナが増えた状態で手順1.に戻るので、任意の回数繰り返すことが出来る。
- オパールの宮殿/Opal Palaceなどと同様に、統率者戦以外では無色マナしか生み出せない基本土地以下の性能。
- 統率領域から唱えることができないストロームガルドの災い魔、ハーコン/Haakon, Stromgald Scourgeや、統率領域から唱えると敗北してしまう触れられざる者フェイジ/Phage the Untouchableを直接手札に加えることができるので、それらにとっては画期的な存在。