荒廃の双子/Desolation Twin

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スタング/Stanggの流れを汲む、自身と同サイズのトークンを引き連れて戦場に出るクリーチャー。 その中でも最大級のマナ・コストとサイズを誇る巨大エルドラージ。

単純に10マナでデメリットなしの20/20相当という非常に優れたマナレシオであり、ボード・アドバンテージの面でも優秀。ブロックされなければ次のターンで勝負を決めてしまえるほどの決定力がある。また、この手の大振りなカードはカウンターを苦手とするものだが、これはCIP能力でなく唱えた時点で誘発するため、打ち消されようが10/10トークンはほぼ確定しているのもうれしい。

シンプルな性能ながらコスト・パフォーマンスは高い水準にあるが、スタンダードでは、絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hungerという強力な選択肢と競合することになる。単純な打撃力ではこちらが上回るものの、あちらは唱えた時点で盤面に干渉できるため汎用性で大きく勝り、破壊不能に加えてライブラリーアウトというもうひとつの決定力も備えている。リアニメイト戦略を取る場合などは、こちらのトークン生産能力が機能しなくなるため、同じサイズながら性能で完全に劣ってしまうのも厳しい。

参考

• カード個別評価：戦乱のゼンディカー - レア