シャーマン
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シャーマン/Shamanは、クリーチャー・タイプの1つ。原始宗教や精霊信仰における異能者。巫師とも。霊界と交わるなどの神秘的技能を持ち、予言や治療を行なうほか、時にはコミュニティの指導者の役割も勤める。
クリーチャー — 人間(Human) シャーマン(Shaman)
永遠の証人が戦場に出たとき、あなたの墓地にあるカード1枚を対象とする。あなたはそれをあなたの手札に戻してもよい。
2/1伝説のクリーチャー — ゴブリン(Goblin) シャーマン(Shaman)
速攻
(T):あなたがコントロールする、伝説でないクリーチャー1体を対象とする。それが速攻を持つことを除き、それのコピーであるトークンを1体生成する。次の終了ステップの開始時に、それを生け贄に捧げる。
クリーチャー — エルフ(Elf) シャーマン(Shaman)
(T):いずれかの墓地にある土地カード1枚を対象とし、それを追放する。好きな色1色のマナ1点を加える。
(黒),(T):いずれかの墓地にあるインスタント・カード1枚かソーサリー・カード1枚を対象とし、それを追放する。各対戦相手はそれぞれ2点のライフを失う。
(緑),(T):いずれかの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを追放する。あなたは2点のライフを得る。
初出はミラディン。それ以前にもカード名にシャーマン/Shamanを含むカードはあったが、クリーチャー・タイプはクレリックやウィザードだった。それらは徐々に改定されていき、クリーチャー・タイプ大再編によって全てシャーマンのタイプが与えられた。神河ブロックでは大量に登場したほか、モーニングタイドにおいては部族としてピックアップされ、専用のデッキまで組まれるほどの活躍を見せた。
現在のマジックにおいては広義の「魔法使い」のうち、感情・本能など主に赤や緑のカラーパイに属するクリーチャーの職業という位置づけであり、システムクリーチャーを中心に多数のシャーマンが存在する。全色に存在するが、イメージ的にクレリックやウィザードと競合するため白や青では非常に少なく、ミラディン以前のものが大半を占める。
部族カードも多く存在する。マナ能力を付与するせし郎の娘、さ千/Sachi, Daughter of Seshiro、コスト軽減能力を持つ低木林の旗騎士/Bosk Banneret、+1/+1カウンターを乗せる憤怒の鍛冶工/Rage Forger、部族装備品でもある棘噛みの杖/Thornbite Staffなどがそれに当たる。
エレメンタル・シャーマン・トークンを出すカードに炎族の反乱/Rebellion of the Flamekin、敵愾/Hostility、炉かごの巨人/Hearthcage Giantが、ツリーフォーク・シャーマン・トークンを出すカードに枝の手の内/Reach of Branchesがある。
伝説のシャーマンは反転カードを含めるとマジック・オリジン現在36体存在する(「伝説の(Legendary)・シャーマン(Shaman)」でWHISPER検索)。
参考
- The Shaman's Cause (Daily MTG、Savor the Flavor、著:Doug Beyer)
- サブタイプ「シャーマン(Shaman)」で検索
- 「シャーマン(Shaman)」でテキスト検索
- クリーチャー・タイプ解説