森の女人像/Sylvan Caryatid
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パワー2までの標準的な軽量高速アタッカーを受け止められるため中盤以降も無駄になりにくく、呪禁により安全にマナを確保できる優秀なクリーチャーである。スタンダードでは緑を含むミッドレンジを中心に幅広く採用されている。ローテーション後の環境においても、引き続き緑単信心などの緑系ミッドレンジの中核を担っている。
テーロス・ブロック構築では継続的にカード・アドバンテージを得られる数少ない手段であり、緑の根幹を支えるカードとしてクルフィックスの狩猟者/Courser of Kruphixとともに高い使用率を誇る。
- 過去のユートピアの木/Utopia Treeと比較すると、タフネスの高さと呪禁による除去耐性で勝る。防衛を持つ点では劣るが、元々パワーが0である上にマナ・クリーチャーなので、問題になることはそれほどないだろう。
- テーロスのBOX特典カードとしてブースターBOX購入者にイラスト違いのプレミアム・カードが配布された(参考)。
- caryatid (カリアティード、女人像柱)とは、主として古代ギリシアの建築に見られる女性を象った柱のこと。プロモカードでは屋根を支えつつ蔦を伸ばして門を守護するものとして、通常版では大地に根を下ろして梢を頂き支えるものとして描かれている。