水銀のガルガンチュアン/Quicksilver Gargantuan
提供:MTG Wiki
クローン/Cloneの亜種。戦場に出る際にP/Tが7/7のままクリーチャーをコピーできる。
クローンよりかなり重いがサイズが7/7になるので、能力は強力だがサイズが小さいクリーチャーをコピーすると強力。回避能力を持つ軽量クリーチャー、+1/+1カウンターを乗せる0/0クリーチャーなどがコピー先として適している。ぬいぐるみ人形/Stuffy Dollを選んでも良いだろう。
ルール
- コピーするクリーチャーをいつ選ぶかなど基本的なルールは、クローン/Cloneのルールを参照。
- パワーとタフネスが7/7であることを除き、その他のコピー可能な値をすべてコピーする。
- 「7/7のままである」ことは何かの効果ではなく、単に「このコピー効果では元のP/Tを変更しない」ということである。
- 「パワーとタフネスを定義する特性定義能力」もコピーされない。これが7/7の状態でタルモゴイフ/Tarmogoyfをコピーしても、これは7/7のままであり、能力を持たない状態になるのでムラガンダの印刻/Muraganda Petroglyphsの恩恵を得られる。(CR:706.8d)
- 以前は特性定義能力もコピーされ、その特性定義能力によってP/Tが上書きされていたが、2011年2月の総合ルール更新で、元々の特性値を維持するコピー効果は、その特性を定義する特性定義能力もコピーしないように定められた。
- 「パワーとタフネスを定義する特性定義能力」もコピーされない。これが7/7の状態でタルモゴイフ/Tarmogoyfをコピーしても、これは7/7のままであり、能力を持たない状態になるのでムラガンダの印刻/Muraganda Petroglyphsの恩恵を得られる。(CR:706.8d)
- クリーチャー化していたきらめく鷹の偶像/Glint Hawk Idolなど、クリーチャーでないパーマネントとして戦場に出る場合、それはパワーやタフネスを持たない。その後何らかの効果でクリーチャー化したとしても、そのクリーチャーにする効果によって定義されるパワーとタフネスを持ち、7/7にはならない。
- 何もコピーしないことを選んでもよい。そうした場合、単なる7/7のクリーチャーとして戦場に出る。
- クローンもこれは可能だが、元が0/0のクローンとは異なりこちらは元が7/7なので戦場にデメリット能力を持つクリーチャーしかいない場合ときなどにこの選択に意味が出てくる。
参考
- コピーカード
- カード個別評価:ミラディンの傷跡 / ミラディン陣営 - 神話レア