不正利得/Ill-Gotten Gains

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Ill-Gotten Gains / 不正利得 (2)(黒)(黒)
ソーサリー

不正利得を追放する。各プレイヤーは、自分の手札を捨てる。その後すべてのプレイヤーは自分の墓地にあるカードを最大3枚まで自分の手札に戻す。


互いに手札を(最大)3枚にするカードドローではなく墓地回収なので、残すカードは自分で選ぶことができる。また、元の手札をすべて捨てるので、偏頭痛/Megrimがあれば大ダメージを与えることもでき、手札が無い状態から使えば3枚手札を増やすことも可能である。なお、これ自体は追放されてしまうため再利用は難しい。

使いどころが難しく、墓地から3枚回収され、対戦相手の手札を完全に無くすことができないうえに、序盤に使わないと対戦相手の手札を増やすことになりかねない。もちろん直後に3枚以上捨てさせるカードを使えばよいのだが、3枚ともカウンターだったり逆に遁走/Fugueなどを戻されたらたまったものではない。

長らく「活用できそうでできないカード」の代名詞のような存在だったが、レガシーIGGy-POPが登場し、ついに日の目を見ることとなった。また、アド・ストームなど他のストームデッキでも教示者燃え立つ願い/Burning Wishシルバーバレット要員としてメインまたはサイドボードに1枚挿しされている。

  • 虚空の力線/Leyline of the Voidとの組み合わせが強烈。対戦相手の手札だけを一方的に奪いつつ、自分は手札3枚を確保できる。IGGy-POPでも使われているシナジーである。
  • ライオンの瞳のダイアモンド/Lion's Eye Diamondとは相互のメリットとデメリットが噛み合っていて相性が良い。
  • 2007年7月のオラクル更新で、一時期、最後に自身を追放するようになっていたが、2009年7月11日のオラクル更新で、最初に追放するように戻された。
  • 英語名からIGGと呼ばれることもある。

参考

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