バリーシー/Barishi

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墓地再利用系クリーチャー。これが死んだなら、あなたの墓地のクリーチャー・カードをすべてライブラリーに戻してしまう。

再利用といってもライブラリーへ戻すものなので、手札や場に戻すものに比べるとすぐ使用できるリソース量は変わらないため、少々使いづらい。また、墓地のカードを参照するような他の墓地利用系カードとの相性もよくない。

墓地利用をテーマにしたウェザーライトとしては、あまり使い勝手はよくなかった。

もちろん一度墓地送りされたものを再利用できるという意味で、４枚制限ルールを乗り越えることができるのは悪くない。戻ったカードを効果的に再利用するために、追加ドローやライブラリー操作系の効果を併用したい。

• これ自体は墓地に落ちたら強制的にゲームから取り除かれるので、これ自体を再利用することは難しくなっている。が、インスタント・タイミングで墓地からカードを取り出せる効果を使えるならば、これの「墓地に落ちた→ゲームから除外」の誘発型能力の解決前に、このカード自体を強引に再利用することはできる。
• 4マナで4/3というのは当時の緑としては少し強め。この再利用能力は、一種のデメリットとして扱われていたと考えてよいだろう。序盤に出したマナ・クリーチャーのような小粒まで回収してしまうため、その後のドローが薄くなる場合がある。
• クリーチャー・タイプは元々バリーシー(Barishi)だったが後にエレメンタルに変更された。
• 後によく似たバリエーションで上位互換の根こそぎカヴー/Rooting Kavuが作られている。

参考

• カード個別評価：ウェザーライト - アンコモン