ローアンの寄騎/Rowan's Battleguard
提供:MTG Wiki
Rowan's Battleguard / ローアンの寄騎 (3)(赤)
クリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight)
クリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight)
先制攻撃
あなたがローアン(Rowan)・プレインズウォーカーをコントロールしているかぎり、ローアンの寄騎は+3/+0の修整を受ける。
不敵な火花魔道士、ローアン/Rowan, Fearless Sparkmage (プレインズウォーカーデッキ)限定カード。ローアンをコントロールしていると強化される赤の人間・騎士
4マナ3/3先制攻撃という基礎性能だけでも悪くないが、パワー修整能力と先制攻撃がよく噛み合っており、強化後は攻守に渡って活躍が見込める。ローアンと並べることができればオーコのデッキのほとんどのクリーチャーを一方的に倒せるようになるため、プレインズウォーカーデッキ同士の対戦では戦闘の要となってくれるだろう。空からの反撃に対しては無力だが、不敵な火花魔道士、ローアン/Rowan, Fearless Sparkmageの-2能力などでサポートして戦線をこじ開け、その高いパワーをうまく本体に差し込んでダメージレースを制したい。
訳語
寄騎(よりき)は与力とも書き、元々は「加勢・助力する人(すること)」を指す言葉。また特定の下級武士を指す言葉や、あるいは役職名だったりと、時代によっては異なる意味で使われていた。一方で"Battleguard"はBattle(戦う)+Guard(護衛・番人)を合わせた造語であり、いくつかのファンタジー作品で使用されているが、その訳として寄騎を当て嵌めるのはかなりの意訳が含まれている。
他言語でもおおむね「戦う護衛」といった意味で訳されているが、ドイツ語版はイラストを反映して"Rowans Schwertmaid"(ローアンの女剣士)と訳している。
- こうした造語に対しては、過去の例では厳粛な空護り/Somber Hoverguard、ケンバの空護衛/Kemba's Skyguard等、それらしい造語で訳すのが通例となっている。おそらくは護衛(Guard)、守護者(Protector,Guardian)、随員(Escort)といった護衛役を表す既存の言葉を避けつつ、騎士の字を含んだ熟語からニュアンスの近しいものを探して寄騎という言葉が選ばれたのだろう。