School of the Unseen
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解説
実質3マナを好きな色1マナに変換することになるため非常に効率が悪い。また、色事故を防ぐために、単体では無色しか出せないこれを入れる事は本末転倒と言える。
リミテッドで3色目をタッチしたい時などを除き、使いたいカードではないだろう。
- 同型再版のレイモスの環状列石/Henge of Ramosと上位互換のゆらめく岩屋/Shimmering Grottoが存在する。
- これのマナフィルター機能は天界のプリズム/Celestial Prismと同じもの。
- ホームランドに登場したAysen Abbeyのサイクルを一括にしたデザインとも考えられる。あちらは3色しか出せなかったが、これは5色とも出せる。
ストーリー
見えざる者の学び舎/School of the Unseenは氷河期のラト=ナム/Lat-Namで人目を避けて活動する魔術師の共同体。この学び舎の前身は、古代のラト=ナム大学/College of Lat-Namそして暗黒時代のCity of Shadows(影の都)である。
ジョダー/Jodahを長とし、ゲルダ・アーゲスドッター/Gerda Aagesdotterが第2位の地位に就く。
氷河期にはラト=ナムとテリシア/Terisiareは氷河で陸続きになっているが、”見えざる者”たちはその境界に大氷壁を築き、魔法による監視、地形を偽装するまぼろし、幻影の衛兵を駆使して外敵の侵入から身を守っている。
”雪解けの時”/The Thawの混乱期には、隠遁生活の方針を転換し各地に仲間を派遣して情報収集と難民救済に活発に働く。
2954ARソルデヴ/Soldev崩壊の翌日、メアシル/Mairsil率いるファイレクシアの戦闘獣軍団に破壊され、およそ3000年の歴史をもつ学び舎は放棄された。見えざる者の生き残り/Survivor of the Unseenは新指導者ゲルダにまとめられ、テリシアへと旅立っていった。
- なお、小説The Prodigal Sorcererの舞台Tamingazinの「魔道学院/the Institute of Arcane Study」(放蕩魔術師/Prodigal Sorcerer)もこの学び舎の生き残りである。
黒マナに溢れる危険な土地に変貌した学び舎の廃墟には、未だ多くの魔法の宝物が眠っており命知らずの略奪者が後を絶たない。→危険な研究/Perilous Research
AR46世紀には、見えざる者のアカデミー(the Unseen Academy)とも呼ばれている。
その他
訳語
コールドスナップの危険な研究/Perilous Researchのフレイバー・テキストで初めて「見えざる者の学び舎」と訳された。また、「the Unseen」は第5版の見えざる者の大魔道師/Magus of the Unseenのカード名ですでに「見えざる者」と充てられ、テンプレートになっている。
関連カード
登場作品
- The Prodigal Sorcerer(小説)
- The Mirror of Yesterday(The Colors of Magicの短編)
- The Eternal Ice(小説)
- The Shattered Alliance(小説)
- Planar Chaos(小説)