アヴェルナスの大公、ザリエル/Zariel, Archduke of Avernus
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伝説のプレインズウォーカー — ザリエル(Zariel)
[+1]:ターン終了時まで、あなたがコントロールしているすべてのクリーチャーは+1/+0の修整を受け速攻を得る。
[0]:「このクリーチャーが死亡したとき、クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーのうち1つを対象とする。これはそれに1点のダメージを与える。」を持つ赤の1/1のデビル(Devil)・クリーチャー・トークン1体を生成する。
[-6]:あなたは「あなたのターンの最初の戦闘フェイズの終了時に、あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。それをアンタップする。このフェイズの後に、追加の戦闘フェイズ1つを加える。」を持つ紋章を得る。
伝説のプレインズウォーカーとしてカード化されたダンジョンズ&ドラゴンズのキャラクター。プラス能力で全体強化と速攻の付与、±0能力でデビル・トークンの生成、奥義で毎ターンの戦闘フェイズを追加する紋章を得る。
- +1能力
- 味方クリーチャーにパワーのみの全体強化と速攻を付与する。
- あらかじめ並べておいたクリーチャー陣を突撃させるのはもちろん、後続のクリーチャーも速攻で走らせることができる。アドバンテージには繋がらないがクロックを大いに加速できる。
- ±0能力
- ゴブリンの付け火屋/Goblin Arsonist相当のトークンを生成する。忠誠度を消費しないため、延々とこちらを起動し続けて盤面を固めるのも手。
- -6能力
- 自分のターン最初の戦闘フェイズ後に、クリーチャー1体をアンタップした上で戦闘フェイズを追加する紋章を得る。
- フルアタックしたとしても1体はアンタップするため、戦闘フェイズが活かせないことはないだろう。
+1能力と-6能力がどちらもクリーチャーを並べないと旨味が少ないため、ボード・アドバンテージを得られる±0能力を使いたくなる。それだけでは無頼な扇動者、ティボルト/Tibalt, Rakish Instigatorと大して変わらないためクリーチャーは切らさないように立ち回りたい。
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- 奥義の紋章を複数得た場合、結果として最初の戦闘フェイズ後に紋章の数だけクリーチャーをアンタップし、紋章の数の戦闘フェイズが追加される。
関連カード
サイクル
フォーゴトン・レルム探訪のプレインズウォーカーサイクル。各色に1枚ずつ存在する。稀少度は神話レア。
- 花の大導師/Grand Master of Flowers
- モルデンカイネン/Mordenkainen
- 蜘蛛の女王、ロルス/Lolth, Spider Queen
- アヴェルナスの大公、ザリエル/Zariel, Archduke of Avernus
- エリーウィック・タンブルストロム/Ellywick Tumblestrum
いずれもダンジョンズ&ドラゴンズのキャラクターであり、背景設定上はプレインズウォーカー/Planeswalkerではない。
ストーリー
ザリエル/Zarielはダンジョンズ&ドラゴンズのキャラクター。アーチデヴィル/Archdevil。女性(イラスト1、イラスト2)。
ザリエルはかつて天使だったが、その衝動的な本性と戦闘好きな性分ゆえに堕天してしまった。下方次元界/The Lower Planes中で暴れ回るデヴィルとデーモンの争いに魅せられた彼女は、その流血戦争/Blood Warに介入して宇宙から悪を根絶しようとした。そうなる代わりに、彼女はデヴィルの軍勢の将軍となり、九層地獄/The Nine Hellsの第一階層アヴェルナス/Avernusの支配者となった。
- その後、部下であり暗黒八魔将筆頭であったアーチデヴィルのベル/Belの裏切りによりアヴェルナスの支配者の座を追われている。
登場作品・登場記事
- The Legends of Adventures in the Forgotten Realms/『フォーゴトン・レルム探訪』の伝説たち(Feature 2021年7月16日 James Wyatt著)
参考
- The Tokens of Adventures in the Forgotten Realms/『フォーゴトン・レルム探訪』のトークン(Daily MTG 2021年7月12日)
- カード個別評価:フォーゴトン・レルム探訪 - 神話レア