寄生的移植/Parasitic Implant

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クリーチャーをマイア・クリーチャー・トークンに変えてしまうオーラ。

時間はかかるが除去の一種と言って差し支えないだろう。その性質上、1回は攻撃や起動型能力の使用を許してしまうのがネック。また、この能力以外で戦場を離れた場合はトークンも出ないため、何らかのコストとして生け贄に捧げられてしまう可能性を孕んでいる。

同エキスパンションには四肢切断/Dismember、同ブロックには闇の掌握/Grasp of Darkness、喉首狙い/Go for the Throat、病気の拡散/Spread the Sicknessと、即効性があり優秀な除去が他に多数存在しているため、トークンが出ることを加味しても採用は難しいか。一方、リミテッドでは貴重な除去。前述の除去群に比べると見劣りはするが、コモンなので確保はしやすいだろう。確実性には欠けるものの金属術達成に貢献したり、ダークスティールの歩哨/Darksteel Sentinelやダークスティールの板金鎧/Darksteel Plateを装備したクリーチャーなど破壊不能持ちクリーチャーにも対処できる利点もある。

• 生け贄に捧げるタイミングなどは違うが長引く死/Lingering Deathの亜種といえるだろう。
• 魂の捕縛/Seize the Soulやスミレの棺/Violet Pallとの比較は興味深い。この中で最大の対処範囲と最も軽いマナ・コストを達成した代償がオーラという不確実性だったということだろう。
• 相手側にタジュールの保護者/Tajuru Preserverがいると生け贄に捧げることはできないがマイア・トークンは出てくるため、まるで生網の本殿/Honden of Life's Webのような働きをする。

参考

• カード個別評価：新たなるファイレクシア / ファイレクシア陣営 - コモン
• カード個別評価：Jumpstart - コモン