サヴラ・フォド・サーヴォ/Savra vod Savo
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サヴラ・フォド・サーヴォ/Savra vod Savoはラヴニカ・ブロックのキャラクター。カードとしてはラヴニカ:ギルドの都のゴルガリの女王、サヴラ/Savra, Queen of the Golgariが初出。
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解説
ラヴニカ/Ravnicaのギルド/Guildの1つ、ゴルガリ団/The Golgariに所属するデヴカリン/Devkarin(エルフの一部族)の最高司祭兼指導者であるマトカ/Matkaを200年以上に渡って務めており、屍術師/Necromancerでもある。後に同ギルドの指導者となる。女性(イラスト)。
弟はサヴラの後に同ギルドの指導者となったジャラド・フォド・サーヴォ/Jarad vod Savo。
経歴
Ravnica
パルン(創始者)であるスヴォグサー/Svogthirを倒し、最大派閥であるデヴカリンを差し置いてギルドの指導者となった石の死の姉妹/Sisters of Stone Deathとは対立しており、やがて取って代わるためにディミーア家/House Dimirのパルンであるザデック/Szadekの師事を密かに仰いでいた。そしてザデックの命によりスヴォグサーの遺骸と頭部を探し出し、新たな肉体を与えて復活させる。
復活したスヴォグサーは石の死の姉妹の内2人を殺し、1人を支配下に置く。しかしスヴォグサーの肉体(サヴラが用意した)を崩壊させる事でサヴラがスヴォグサーを倒し、ゴルガリ団のトップとなる。
ゴルガリ団のトップとなった後もサヴラはザデックへの奉仕を続ける。ザデックはボロス軍/Boros Legionに対してはシェイプシフターのスパイを送り込み、セレズニア議事会/The Selesnya Conclaveに対してはラクドス教団/The Cult of Rakdosのゴブリンに自爆テロを起こさせて聖バユル/Saint Bayulを殺害(その折にジャラドの殺害も計画)。その後、合唱者/Chorusにサヴラが参加する形でサヴラとザデックは実質的に4つのギルドへの支配力を保持した。
しかしザデックはサヴラを陰謀のために利用していただけであり、もはや用済みになったサヴラを生かしておく気もなかった。サヴラはザデックの手で首をへし折られ、殺される事となった[1]。残されたサヴラの杖をジャラドが使用してザデックを打ち倒している。
Dissension
その後、サヴラの死体はスヴォグサーに憑依され利用される事となった。スヴォグサーはシミック連合/The Simic Combineのモミール・ヴィグ/Momir Vigに近づき、クラージ実験体/Experiment Krajでラヴニカの都を一掃する計画を立てる。しかし、幽霊となっていたアグルス・コス/Agrus Kosがスヴォグサーの精神に打ち勝つ形でサヴラの死体に憑依しモミール・ヴィグを殺害。コントロールを失ったクラージ実験体が暴走し、進化の中心、ノヴィジェン/Novijen, Heart of Progressは破壊されサヴラの死体はスヴォグサーの精神と同時に破壊に巻き込まれている。
登場
登場カード
フレイバー・テキストに登場
- ラヴニカ:ギルドの都
- 喚起/Recollect
- 森の暗き中心/Dark Heart of the Wood
- 盲信のうねり/Surge of Zeal
- 森の悪霊の絞殺者/Woodwraith Strangler
- ギルドパクト
- 病に倒れたルサルカ/Plagued Rusalka
- ディセンション
- 死の円舞曲/Macabre Waltz
脚注
- ↑ 『マナバーン2019』(ホビージャパン、2018年12月26日初版)p.23 ISBN 9784798618388
登場作品・登場記事
- ゴルガリ団(WotC ラヴニカへの回帰特設サイト)
- Ravnica, Then and Now/ラヴニカ、その過去と現在(Feature Article 2012年8月29日 Adam Lee著)
- Planeswalker's Guide to Return to Ravnica: Part 2/プレインズウォーカーのための「ラヴニカへの回帰」案内 その2(Feature Article 2012年9月5日 The Magic Creative Team著)
- Ravnica(小説)
- Dissension(小説)