宝物の魔道士/Treasure Mage
提供:MTG Wiki
Treasure Mage / 宝物の魔道士 (2)(青)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
宝物の魔道士が戦場に出たとき、あなたは「あなたのライブラリーからマナ総量が6以上のアーティファクト・カード1枚を探し、それを公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。」を選んでもよい。
2/2激情の共感者/Fierce Empathのアーティファクトサーチ版。または粗石の魔道士/Trinket Mageのリメイク版。
粗石の魔道士と比較すると、あちらはサーチしてきたカードが軽いためにすぐ唱えることができたり、アーティファクト・土地のサーチによる土地事故の回避といった小技が使えたりしたが、こちらはサーチ条件が6マナ以上と重いため即座に唱えることは難しい。しかし、重いアーティファクトは同ブロック内だけでも精神隷属器/Mindslaverやワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engineといった強力なフィニッシャー候補が揃っており、構築段階で何枚も引きたくはないこれらのカードの投入枚数を削ることができるのは粗石の魔道士にはないメリットである。
サーチしたカードは手札に加えてから戦場に出るまで時間がかかることが多いので手札破壊の標的になりやすい。カウンター呪文を使うなどして保護できるようにしたい。
スタンダードやミラディンの傷跡ブロック構築では青黒テゼレットで採用された。モダンでは青単トロンで採用される。
- 大建築家/Grand Architectとの相性が良い。このカードを強化しつつ、サーチしたアーティファクトを唱えるためのマナ基盤にもなる。これからも2マナ生み出すことができるため、中盤ならばサーチから即キャスト、ということも可能だろう。
参考
- シングルカードストラテジー:《宝物の魔道士》(日本語版公式、文:大礒正嗣)
- カード個別評価:ミラディン包囲戦 / ミラディン陣営 - アンコモン