ゴチ
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ゴチ/Gotcha!は、アンヒンジドのみに存在する能力語であり、かつてはキーワード能力であった。
Save Life (白)
インスタント
インスタント
以下の2つから1つを選ぶ。
「プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは2+1/2点のライフを得る。」「クリーチャー1体を対象とする。このターン、それに次に与えられるダメージを2+1/2点軽減する。」
ゴチ ― 対戦相手1人が「助け(る)。」か「ライフ。」と言うたび、あなたは「ゴチ!」と言ってもよい。そうした場合、Save Lifeをあなたの墓地から手札に戻す。
解説
特定の条件を満たしたときに「ゴチ!」と言うと、そのカードを墓地から手札に戻すことができる誘発型能力を表す。
ゴチの誘発条件はいずれも対戦相手の行動となっている。つまり、相手は条件を満たさないように注意をはらって動く必要があり、また自分は相手に合わせて「ゴチ!」と素早く叫べるようにしていなければならないというわけである。
- 共鳴者との相性は良好。特にサイカトグ/Psychatogや野生の雑種犬/Wild Mongrelなどは理論上無限P/Tを実現しうる。
ルーリング上適正な「ゴチ!」のなり方
- 「ゴチ!」は誘発型能力なので、誘発した(誘発条件が発生した)後、いずれかのプレイヤーが優先権を得たときにスタックに乗る。
- 「ゴチ!」と発声するのは、その誘発型能力の解決時。
- 「ゴチ!」に対応して何かがスタックに積まれたら、それの解決まで「ゴチ!」を待つことになる。
- 誘発型能力がスタックに乗る前に「ゴチ!」と言っても、ゲーム上の意味は無い。……ということではあるのだが、銀枠のカードを使って遊ぶときに、そのようなことを言い立てるのはマナーに反すると言われても仕方がない。「ゴチ!」というのが多少早すぎたからと言って、カードを墓地から戻すのを認めなかったり、ジャッジを呼んで裁定を求めたりするのは如何なものか。主旨を理解して楽しく遊びましょう。
- ただし、墓地のカードを手札に戻すのは、誘発型能力の解決時でなくてはならない。これはさすがにきちんと守らないとマジックのゲームにならないので守りましょう。
その他
- 能力語がルールで定義されたのは神河救済の時であり、アンヒンジド当時にはまだ存在しない概念だったため、それまでは「キーワード能力もどき(Pseudo-keywords)」として扱われていた。
- "Gotcha"とは"(I've) got you"の略。辞書によると、意味は「(発言に対して)わかった!」「つかまえた!」「(からかいなどに引っかかった相手に対して)やった!」「(イタズラなどを見つけて)みーちゃった、みーちゃった」など。
- "Gotcha"という単語そのものは、実は「ゴチ」とは発音しない。正しい発音をカタカナで書くと「ガッチャ!」か「ガッチョ!」になるだろうか。
- 実際、和訳が公表されていなかった発売当初は雑誌等では「ガッチャ!」と呼ばれていた。日本語スラングで「ご馳走さま」転じての「ゴチ」という言葉は使われるので、うまく充てた翻訳と見るべきか。
- "Gotcha"という単語そのものは、実は「ゴチ」とは発音しない。正しい発音をカタカナで書くと「ガッチャ!」か「ガッチョ!」になるだろうか。
- ちなみに、Burnoutのフレイバー・テキストも"GOTCHA!”である。
参考
- Gotcha! (Wizards社;英語)
- 「ゴチ(Gotcha)で検索」でテキスト検索
- アンヒンジド
- 能力語
- ルーリング