マーフォーク
提供:MTG Wiki
マーフォーク/Merfolk
クリーチャー・タイプの1つ。 ようするに人魚・半魚人で、その多くが青か青を含むマルチカラー。 小型が多く、アルファから存在する由緒正しいタイプである。
クリーチャー — マーフォーク(Merfolk) ならず者(Rogue)
(T):カードを1枚引き、その後カードを1枚捨てる。
1/1社会性を持ち、比較的温和な種族なのか彼らの統治する国は安定していることが多いようだ。 だが、その性情ゆえオデッセイ期にはセファリッドに支配されてしまっていた。
トーメントに収録されたラクァタス大使/Ambassador Laquatusを最後に新しいカードが作られず、部族がテーマであるオンスロート・ブロックではすっかりウィザードにとってかわられてしまった。これは開発陣が、「マーフォークはマジックのイメージには合わない(陸上の生物が水中を生息圏としている生き物と戦うのがおかしい)」と考え、再びカードとして世に出ることはないとされていた。→参考
しかしユーザーの猛反発があり、時のらせんから再びマーフォークが登場。 ローウィンでは白と青共通の部族として採用され、大幅に数を増やしている。ただし以前のように青の主力という訳ではなく、ピンポイントで投入される事になるようである。→参考
- 伝説のクリーチャーは3体存在する。
意外なことに、ドミナリア/Dominariaの海の女王である女帝ガリーナ/Empress Galinaは最初はマーフォークではなかったが、2007年9月にマーフォークとなった。
- 古くからアトランティスの王/Lord of Atlantisというロードがいたが、ローウィンにもP/Tを強化するメロウの騎兵/Merrow Reejereyが存在する。
- マーフォークが一時絶滅していたのはこのイメージの問題だけでなく、ストーリー上の都合も大きかったのだろう。
ドミナリアが舞台であったオデッセイ・ブロックとオンスロート・ブロックではセファリッドに取って代わられ、その後は舞台がドミナリアから離れてしまっている。 それらの世界では青の種族としてヴィダルケンやムーンフォークなどがつくられた。
- 人魚と言うと聞こえはいいが、童話の「人魚姫」のようなものではなく、どちらかと言うと半魚人(マーマン)をイメージした方が近い。
特にルートウォーター/Rootwaterのマーフォークはモンスター的色彩が強いデザインである。 もちろん「人魚姫」的なマーフォークが全くいないわけではない。 海の歌姫/Seasingerの第5版におけるイラストや、フォールン・エンパイアやメルカディアン・マスクス等には人間のような風貌のマーフォークが収録されている。 特にメルカディアン・マスクスのマーフォークは尾びれを足に変化できる種族がいる。
- ローウィンのマーフォークは「メロウ」と呼ばれ、メロウ回廊と呼ばれる河川を使ってメッセンジャーや行商を行っている。話術に長け、ローウィン一の話し上手といわれている。
- マーフォーク・ウィザード・トークンを出すカードにベンティコア/Benthicoreと群れの召喚/Summon the Schoolがある。
- リクルーターとして海のハンター/Seahunterがある。
- ローウィン・ブロックまでで最大のサイズはサプラーツォのアウトリガー艇/Saprazzan Outriggerの5/5。
- マーフォークを中心に据えたデッキは、俗にフィッシュと呼ばれる。