夜のとばり/Blanket of Night
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すべての土地に沼の基本土地タイプを追加するエンチャント。血染めの月/Blood Moonと違い土地タイプを上書きしないため、他の土地タイプや能力を失わせるといった使い方はできない(CR:305.7)。
つまり、このカードを有効に使うには土地が沼であることそのものに恩恵があり、堕落/Corrupt系の沼の数を参照する呪文や沼渡り持ちクリーチャーとの併用に絞られる。一気に全部の土地を沼とする点では、前者の系統に強みが出てくるだろう。ただし、自分の土地も沼になってしまうので「因果応報/Karmaと組み合わせて相手にダメージ」といったギミックは自爆してしまうので気をつけたい。
- 夜のとばり+コーマスの鐘/Kormus Bell+なんらかの射撃系能力の組み合わせで、相手の土地を破壊していくギミックが知られている。
- 生命の根/Roots of Lifeと組み合わせることで、対戦相手の土地のタップを躊躇わせることができる。さらに時の砂/Sands of Timeと組み合わせれば、確実かつ継続的にライフを得ることができる。
- 土地タイプを複数持たせることが出来る最初のカードであり、サブタイプ変更や文章変更効果が得意な青ですらこのようなカードは存在しなかったので、まさに特例中の特例と言える。
- 長い間、このような能力を持つ唯一のカードであったが、次元の混乱でこれと同じ能力を持つ土地のヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmothが加わった。
- その後、ローウィンで水大工の意思/Aquitect's Will、シャドウムーアで虹色の前兆/Prismatic Omen、基本セット2011では嵐潮のリバイアサン/Stormtide Leviathanが登場している。