呪詛術士/Anathemancer
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クリーチャー — ゾンビ(Zombie) ウィザード(Wizard)
呪詛術士が戦場に出たとき、プレイヤー1人を対象とする。これはそのプレイヤーに、そのプレイヤーがコントロールする基本でない土地の数に等しい点数のダメージを与える。
蘇生(5)(黒)(赤)((5)(黒)(赤):このカードを戦場に戻す。そのクリーチャーは速攻を得る。次のターン終了ステップの開始時か、それが戦場を離れる場合に、それを追放する。蘇生はソーサリーとしてのみ行う。)
特殊地形に支えられた多色環境を嘲笑うように現れた187クリーチャー。対戦相手がコントロールする特殊地形の数に等しいダメージを与える。
対戦相手のデッキによっては3マナ2/2のバニラに成り下がるリスクもあるとはいえ、ローウィン=シャドウムーア・ブロック~アラーラの断片ブロックのスタンダードやエクステンデッド以下の環境においては、基本土地の総数が特殊地形を下回ったり、ともすれば基本土地0枚という極端なマナ基盤の上に成り立っているデッキが主流である。そもそも3マナという軽さからしてみれば3ダメージ程度でも十分すぎる威力であろう。
蘇生コストは7マナと一見重くはあるが、お互いにこのマナ域へと手が届くような状況までもつれ込んでいる状況では、対戦相手に与えられるダメージの値も必然的に大きくなっており、エンドカードとなってくれるだろう。
ゾンビ・ウィザードと部族恩恵も厚い。ウィザードである恩恵は受けにくい色だが、ゾンビであることを活かしアンデッドの王/Lord of the Undeadで再利用すると相手のライフが見る見る減っていく。
黒赤デッキの3マナ圏の候補に一考の余地があるカードである。
2009年7月1日よりカレイドスコープで禁止カードに指定される。フォーマットの性質上必ず多色デッキとなり、多色デッキのみに圧力を与えるこのカードは不適当と判断されたようである(→Crafting a Vintage)。
ストーリー
呪詛術士/Anathemancerはマナと結びつきを持った魔道士が悪魔に魂を売り渡し、アンデッドの抜け殻である忌むべき者/The Damnedに変わり果てた姿(イラスト)。自然に反した存在であるため、その結びつきを通じて周囲のマナを腐敗(corruption)させてしまう。イラストの人物は呪詛術士Revin Skoros(レヴィン・スコロス)と思われる。(→公式記事Gold Records参照)