撤収/Retract
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1マナ軽くなった代わりに自分に対してしか使えなくなったハーキルの召還術/Hurkyl's Recall。この2枚には「（あなたが）コントロールする」と「（そのプレイヤーが）オーナーである」という違いもあるので注意。
先輩であるハーキルの召還術は「自分に撃ってマナ・アーティファクトを回収してマナ加速やストーム稼ぎ」と、「対戦相手に撃ってアーティファクトを根こそぎ戦場から消し去る」という2通りの使い方があったが、こちらは前者の使い方しかできない。ちょうどミラディン・ブロックではアーティファクトを使った高速デッキの親和が大流行しており、ハーキルの召還術の方がよかった、と言われることになった。
マナ・アーティファクトを回収してマナ加速をしたりストームを稼いだりする目的ならば対戦相手に向けて撃つ必要は無いため、単純に1マナ軽いハーキルの召還術として使用できる。ハーキルの召還術はこの経緯で一度制限・禁止カードになっているが、ミラディン発売後のエクステンデッドではそこまでマナ加速をするまでも無くゲームが終わるという高速環境であったため、強力であるはずのこのカードも大した出番がなかった。
ヴィンテージ及びレガシーでは、5種のMoxを始めとした主要なマナ・アーティファクトが全て制限・禁止カードである上、エクステンデッドでもミラディンが発売されてから2ヶ月ほどして同じくほとんどが禁止されてしまったため、今では5枚のMoxがデッキに入るヴィンテージくらいでしか使われない。
