鏡像/Mirror Image
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クリーチャー — 多相の戦士(Shapeshifter)
あなたは鏡像を、あなたがコントロールしているクリーチャー1体のコピーとして戦場に出してもよい。
0/0自分のコントロールするクリーチャー限定となったクローン/Cloneの亜種。
本家クローンと異なり「対戦相手が使う強力なクリーチャーをコピーする」といった利用ができなくなっているため、劣勢をはじき返す力は損なわれてしまっている。ただその分軽くなっているため、単純に自軍最強の戦力を倍加する、ETB能力を利用するなど自軍をコピーする用途ならばクローンより優れる。最初からこちらの運用をする前提ならば、多少相手に左右されるクローンより使いやすい局面もあるだろう。一方、除去によって自軍を壊滅させられた際には腐るという弱点もあるので要注意。
リミテッドでは他に採用できているクリーチャーの質によって評価は上下するが、概ね安定した戦力となってくれるだろう。上手くボムクリーチャーを水増しできれば言うことなし。
登場時のスタンダードにおいては、ローテーション前は相手のクリーチャーもコピーできて不朽も持つ多面相の侍臣/Vizier of Many Faces、ローテーション後は伝説でもコピーできプレインズウォーカーのコピーにもなれる灯の分身/Spark Doubleが存在し、それらが使われることもあった一方でこちらはほぼ使われることもなくスタンダードを去った。モダンや後に制定されたパイオニアでは人間やマーフォークやスピリットなどの部族デッキで採用されることもあったが、後述の通り上位互換である玻璃池のミミック/Glasspool Mimicが登場するとこちらは使用されることはなくなった。現在では統率者戦にて千の顔の逆嶋/Sakashima of a Thousand Facesを統率者としたデッキで採用されることがある程度である。
- コピーに関するルールはクローン/Clone#ルールを参照。
- ゼンディカーの夜明けでは、土地としても使えるモードを持つ両面カードである上位互換、玻璃池のミミック/Glasspool Mimicが登場した。
- ジャンプスタート2022にて、アニメ版アートのカードとして再録。結暉ゆちの手掛けたイラストには神河:輝ける世界の時代の神河/Kamigawaと思しき場所にて、それぞれ白と黒の巫女装束をまとった瓜二つの少女が描かれている。白い巫女装束の少女が付けている狐/Kitsuneの仮面は神河における代表的な多相の戦士、逆嶋顕至/Kenshi Sakashimaと何か関係があるのだろうか?
- 日本語版のフレイバーテキストはイラストと雰囲気を合わせてか、多少意訳気味に訳されている。
"Do I really look like that? I'm...beautiful!"(出典:ジャンプスタート2022版(英語版))
「これ、本当に私? ……かわいい!」(出典:ジャンプスタート2022版(日本語版))