見せかけの床/False Floor
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False Floor / 見せかけの床 (4)
アーティファクト
アーティファクト
見せかけの床はタップ状態で戦場に出る。
すべてのクリーチャーはタップ状態で戦場に出る。
(2),(T),見せかけの床を追放する:アンタップ状態のすべてのクリーチャーを追放する。起動はソーサリーとしてのみ行う。
アンタップ状態のクリーチャー専用の全体除去。追放なので死亡誘発やリアニメイトも許さないが、これ自体もタップインの上にソーサリー・タイミング限定。
クリーチャーをタップインさせる能力も持つため、除去は割と簡単に回避できてしまう。どちらかというとタップ能力を持たないクリーチャーへの疑似的な攻撃強制用アーティファクトと考えた方がよいだろう。展開されていない状況であれば互いにクリーチャーを出せない膠着状態へ持ち込めるし、そうでなければ殴り合いに持ち込ませ、防御を固めるためにクリーチャーを並べてきたら別の全体除去で総崩れさせるなど、使い勝手はなかなか良好。統率者戦は多人数戦であることから、影響を与えられるプレイヤーが多い点も嬉しい。過去の置きリセットボタン同様、スイッチを押す権利を握る自分だけは展開を妨害されないが、自分のクリーチャーもタップインとなる以上、ブロッカーの機能がやや損なわれる点には注意。
- フレイバーテキストはジェトミア/Jetmirによるブラックジョークだが、日本語版ではその可笑しさを全く表現できていない。「performance」を「効率」と訳しているが、発言者がジェトミアであることやイラストを鑑みても「公演」「演奏」「演技」等の意味であろう。また「the pits」は日本語訳の通り「落とし穴」の意味もある一方で「最悪」「不愉快」等の意味もあり、それらをかけているのである。「全くもって気分が『落ちる』公演だったよ」等が適訳であろうか。
"That performance was truly the pits."― Jetmir(出典:見せかけの床/False Floor(英語版))
「効率は落とし穴に匹敵。」― ジェトミア(出典:見せかけの床/False Floor(日本語版))