打撃+力走/Hit+Run
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Hit / 打撃 (1)(黒)(赤)
インスタント
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プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、アーティファクト1つかクリーチャー1体を生け贄に捧げる。打撃はそのプレイヤーに、そのパーマネントのマナ総量に等しい点数のダメージを与える。
Run / 力走 (3)(赤)(緑)インスタント
ターン終了時まで、あなたがコントロールする攻撃しているクリーチャーは、他の攻撃しているクリーチャー1体につき+1/+0の修整を受ける。
ディセンションで久しぶりに帰って来た分割カード。これは赤とその友好色バージョン。
打撃は本体ダメージ付きのクリーチャー・アーティファクト除去。除去対象の幅が広い事は布告系にとっては必ずしもプラスというわけでは無く、ファッティを始末したいのに不要な印鑑を生け贄に捧げられて2点のダメージで終わり、という状況も考えられる。コントロール要素としては不安定だが、攻撃的なデッキでなら「ライフも削れる除去」として採用の可能性があるだろう。
力走は攻撃クリーチャーの全体強化。2体なら2体に+1/+0、3体なら3体に+2/+0、といった具合にクリーチャーを並べれば並べるほど飛躍的に威力を増す。リミテッドなら強力なエンドカードとなるだろう。展開しやすいトークンとも相性がよく、1/1なら5体、2/2なら4体の攻撃が通ればゲーム終了。
消耗戦なら打撃が強く睨み合いなら力走が強い。色さえ何とかできればリミテッドではいつ引いても問題なく機能する。もちろん片方だけでも十分採用の余地はある。
- 力走で上昇するパワー修整の合計は「攻撃クリーチャーの数」×「攻撃クリーチャーの数-1」の式で求められる。
- カード名のHit & Runといえば「当て逃げ」のこと。野球でも戦術の名称として使われている。また、暴行+殴打/Assault+Batteryの開発中の名前がこれだった、と言う裏話も。
- Hitには隠語として「暗殺する」という意味があるので、これと上記の意味をかけたのだろう。「ヒットマン」で「暗殺者」を指すことは有名である。イラストも暗殺の瞬間を描いているようだ。
- 初出時の日本語カード名は「打撃+爆走」だったが、のちに登場した疾走+爆走/Fast+Furiousが重複したカード名に訳されてしまったため、「打撃+力走」に変更された[1]。しかし結果して、野球のニュアンスがより出るようになった。
関連カード
サイクル
- 供給+需要/Supply+Demand
- 試行+錯誤/Trial+Error
- 隆盛+下落/Rise+Fall
- 打撃+力走/Hit+Run
- 純粋+単純/Pure+Simple
参考
- ↑ 『モダンホライゾン2』一部カードにおけるテキスト訂正のお知らせとお詫び(マジック日本公式サイト 2021年7月6日)