鴉変化/Ravenform
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2021年4月24日 (土) 17:49時点におけるAerugo aeruginosa (トーク | 投稿記録)による版
Ravenform / 鴉変化 (2)(青)
ソーサリー
ソーサリー
アーティファクト1つかクリーチャー1体を対象とする。それを追放する。それのコントローラーは、飛行を持つ青の1/1の鳥(Bird)クリーチャー・トークン1体を生成する。
予顕(青)(あなたのターンの間、あなたは(2)を支払って、あなたの手札からこのカードを裏向きに追放してもよい。後のターンに、これの予顕コストでこれを唱えてもよい。)
アーティファクトかクリーチャーをカラスに変えてしまう、猿術/Pongify系の予顕付き除去。
対戦相手に飛行を持つトークンを与えてしまうデメリットこそあるものの、青のカードとしては珍しい条件や期限のない完全な追放除去なので破壊不能などの一部の除去耐性にも影響されずに脅威になるクリーチャーやアーティファクトに対処できる、コモンとは思えない程優秀な除去カード。デメリットのトークンも飛行やバウンスが豊富な青であれば然程脅威にならない。打ち消しを構えるためにできるだけマナを残したい状況を解決してくれる予顕がついていることもポイント。
色拘束も緩いので多色デッキでの採用も容易。リミテッドではシナジーのないアンコモンより優先してピックすべきカードだろう。一方で装備品などの強化手段が比較的豊富な環境柄、1/1飛行トークンの存在感は侮れないものがあり過信は禁物。
- ソーサリーになった代わりに対象やコストの柔軟性が上がった死後の生命/Afterlifeといえる。
- トークンのサイズが小さいため実際の挙動は確定除去に近く、また青単色で戦場のアーティファクトを除去できるカードとしても(暗記+記憶/Commit+Memoryのような結果的に除去となるものを除けば)初である。これに関してMark Rosewaterは「マジックは多くの優秀な人々が作っているゲームであり、アーティファクトへの干渉も十分な議論を経たものである。私個人がデザインするならアーティファクトには触らせなかっただろう[1]」「鴉変化は(やや異なるデザインにする必要があるが)白いカードである[2]」「このカードが先例となることはない[3]」といったことを述べている。
- もっとも、直後のエキスパンションであるストリクスヘイヴン:魔法学院で鴉変化に酷似した再造形/Resculptが登場しており、改めて「これが最後のカードであり、青の今後の方向性を示しているわけではない」といった言及がなされている[4]。
参考
- ↑ People are calling Ravenform a break. Is it?(Blogatog 2021年1月9日 Mark Rosewaterのブログ)
- ↑ I think the issue with ravenform isnt so much that...(Blogatog 2021年1月24日 Mark Rosewaterのブログ)
- ↑ Hello, Maro -I've been a Magic player for a...(Blogatog 2021年1月10日 Mark Rosewaterのブログ)
- ↑ said Ravenform is a large bend or even a...(Blogatog 2021年3月25日 Mark Rosewaterのブログ)
- 『カルドハイム』のトークン(Daily MTG 2021年1月20日)
- カード個別評価:カルドハイム - コモン