タイライトの聖域/Tyrite Sanctum

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Tyrite Sanctum / タイライトの聖域
土地

(T):(◇)を加える。
(2),(T):伝説のクリーチャー1体を対象とする。それはそれの他のタイプに加えて神(God)になる。それの上に+1/+1カウンター1個を置く。
(4),(T),タイライトの聖域を生け贄に捧げる:神1体を対象とする。それの上に破壊不能カウンター1個を置く。


世界樹/The World Treeの樹液からなるタイライト/Tyriteに満ちた土地マナ能力無色マナしか持たないが、伝説のクリーチャーに、神を破壊不能にする霊験を現す。

2マナ起動型能力鳥獣保護区/Animal Sanctuaryと同じ強化効率。伝説限定ということで対象の範囲は狭いが、安定して使えるならなかなかの性能。神の部族支援はほとんどないため、神になる効果はあくまで4マナの起動型能力への布石と考えるべきだろう。

4マナの起動型能力は神を破壊不能にする。2マナの起動型能力に続けて使うのが素直だが、破壊不能を持たないカルドハイムの神々はもちろん、こちらの能力は伝説限定ではないため多相持ちのクリーチャーや不詳の安息地/Faceless Havenも守れる。

スタンダードにはそもそも手ごろな伝説のクリーチャーがあまりいない上に、色拘束がきついデッキ無色土地を入れる余裕がなく、色拘束がゆるいデッキは氷雪土地を優先しがちなのでこれの出番は少ない。ただし、上述の不詳の安息地と高貴なる行いの書/The Book of Exalted Deedsの不敗コンボをより盤石にする目的で少数採用している例は見られる。

  • 2マナの起動型能力の対象に「神でない」といった制限はないため、同じ伝説のクリーチャーを繰り返し強化してもいい。
    • また、+1/+1カウンターの有無と「神になる」ことにはなんの関係もないので、これで神になったクリーチャーが後で+1/+1カウンターを失ったとしても神でなくなることはない。
  • スタンダードでは初めての破壊不能カウンターを扱うカードである(スタンダード外では統率者2020収録の果敢な魔眷者/Daring Fiendbonderの方が早い)。

参考

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