対象のミノタウルス/Target Minotaur
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対象のミノタウルス/Target Minotaur (1)(赤)クリーチャー — ミノタウルス(Minotaur)・戦士(Warrior)
果敢(あなたがクリーチャーでない呪文を唱えるたび、ターン終了時まで、このクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。)
2/1アーティスト:Warren Mahy
「対象のクリーチャー/Target creature」という名前のクリーチャーがいる、という初心者によくある勘違いを実現してしまったカード。
能力そのものはケラル砦の修道院長/Abbot of Keral Keepの下位互換だが、2マナ2/1果敢はリミテッドなら優秀な性能。
冒頭の勘違いをしている初心者に対して「これが対象のクリーチャーだよ」と出し、単体除去を無駄撃ちさせることによって、一種の避雷針として使えなくもない。
- オラクルに「target Minotaur」とあるカードは、Anaba Ancestorしかない。エルフやゴブリンのようなメジャーなクリーチャー・タイプならば、より勘違いさせることができたかもしれない。
- 4種類のイラスト違いがあり、ありとあらゆる呪文の対象になっている。
- ミノタウルスが選ばれたのは、過去のセットでミノタウルスがしばしば脈絡なく火力呪文の犠牲になっていたことが元ネタらしい。(他にミノタウルスのカードが存在しないテンペストに収録された電撃破/Lightning Blastなど)[1]
- オデッセイ・ブロック以来久しぶりに、「Target」が「対象の」と訳された。さすがに、「ミノタウルス1体を対象とする。それは」とするわけにはいかなかったのだろう。
フレイバー・テキスト
"Not again!"
「またかよ!」
- 黄泉からの帰還者/Revenantのハンス/Hansも、同じようなことを言っている。