ファルケンラスの肉裂き/Falkenrath Reaver
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赤い灰色熊/Grizzly Bears。いわゆる熊だが、シングルシンボル2マナ2/2ペナルティ能力なしは赤には初登場であり、画期的な存在。
軍団の伏兵/Horde Ambusherや魔道士輪の暴漢/Mage-Ring Bullyなどのデメリットはあるが十分なメリットも持ったクリーチャーは既に登場しているし、タフネス1やダブルシンボルでよければ2マナでパワー2でデメリットなしのクリーチャーは珍しくないため、構築での出番はまずないだろう。しかしリミテッドにおいては、常に何かしら欠点があった赤2マナ枠に癖がなく扱いやすい戦力が登場したのはやはり画期的である。
- 鉄爪のオーク/Ironclaw Orcsから赤のシングルシンボル2マナ2/2はデメリット付きが常とされてきたが、開発部は大きな議論の末ついにデメリット無しの2マナ2/2を赤に認めた。
- 黒の歩く死骸/Walking Corpse登場後の状況を踏まえて考えると、これ以降デメリットなしの上位互換が登場する可能性も生まれたが、それが基本となるかどうかはまだ未知数である。
- 破滅の刻では同型再版の果敢なケンラ/Defiant Khenraが登場。
参考
- Eldritch Perfect, Part 1/異界の完成 その1(Making Magic 2016年7月11日 Mark Rosewater著)
- The M-Files: Eldritch Moon, Part 2/Mファイル『異界月』編・パート2(Latest Developments 2016年7月29日 Sam Stoddard著)
- バニラクリーチャー
- ファルケンラス/Falkenrath(背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:異界月 - コモン
- ウェルカム・デッキ2017 - コモン