反逆の行動/Act of Treason
提供：MTG Wiki
脅しつけ/Threatenのほぼ同型再版である一時的なコントロール奪取呪文。
脅しつけと同じように、一時的にクリーチャーを排除して逆に利用するという使い方がよい。生け贄に捧げる手段を用意できるとさらに強力。いくつかの基本セットでは、投げ飛ばし/Flingが同時にコモンに収録されておりリミテッドにおいて有用。
ゼンディカー・ブロック期のスタンダードでは、ヴァラクートが同系対策にサイドボードに置いていることがある。当時は亜種としてゼンディカーの反逆の印/Mark of Mutinyがあったが、タフネス6の原始のタイタン/Primeval Titanを奪った時、こちらは3点火力2発（溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacleの誘発型能力や稲妻/Lightning Bolt）で処理できるという利点があった。生け贄に捧げることを前提に運用したり、そのターンで決めるために大型クリーチャーを奪ったりするには反逆の印が勝る。
- 些細な違いではあるが、コントロール奪取とアンタップの順番が脅しつけとは逆になっている。神啓持ちを奪った際にどちらのプレイヤーのコントロール下で能力が誘発するか異なる。
- 反逆の印/Mark of Mutinyとは効果も日本語名もよく似ているが、英語名はあまり似ていない。
- 基本セット2010ではアンコモンだったが、基本セット2011からはコモンで収録されている。これにより、同じ系統の中で初めてPauperで利用可能になった。イニストラードの裏切りの血/Traitorous Blood以降はこの種のカードのコモンでの登場は珍しくなく、亜種の1つである裏切りの本能/Traitorous Instinctもアンコモンからコモンへ移っての再録がある。
参考
- カード個別評価：タルキール覇王譚 - コモン
- カード個別評価：ギルド門侵犯 - コモン
- カード個別評価：基本セット2014 - コモン
- カード個別評価：基本セット2012 - コモン
- カード個別評価：基本セット2011 - コモン
- カード個別評価：基本セット2010 - アンコモン
