落とし子の穴/Spawning Pit
提供:MTG Wiki
Spawning Pit / 落とし子の穴 (2)
アーティファクト
アーティファクト
クリーチャーを1体、生け贄に捧げる:落とし子の穴の上に蓄積(charge)カウンターを1個置く。
(1),落とし子の穴から蓄積カウンターを2個取り除く:無色の2/2の落とし子(Spawn)アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。
クリーチャー2体分+1マナで2/2アーティファクト・クリーチャー・トークンを生成するアーティファクト。出したトークンもまた再利用可能である。
マナ不要でクリーチャーを生け贄に捧げることができるので、接合やずべらなどと相性が良い。無論、その系統のデッキでも使われることがある。ヴィンテージにおいては、オースデッキの禁忌の果樹園/Forbidden Orchardへのサイドボードとして使われる。
- 倍増の季節/Doubling Seasonとのコンボがおすすめ。 クリーチャー1体を生け贄に捧げればカウンターが2個乗り、それを取り除けばクリーチャーが2体。つまり、たった1マナで2/2が出てくることになる。 ついでにアシュノッドの供犠台/Ashnod's Altarを置いておけば1マナとクリーチャー1匹で無限マナ/無限トークンのコンボが完成する。
- クリーチャー1体は次世代のクリーチャー1/2体に置き換わり、そしてその1/2体は次世代の1/4体に。よって1体が追加で(1/2 + 1/4 + 1/8 + 1/16 + ...)体分、つまりそっくりもう1体分働くことになる。要するに1体で2体分働くことに。
- 初項・公比1/2の等比級数は収束するため、上記カッコ内の式が無限に続くと仮定した場合、その和は1となるのである。ただし、これはあくまで理論上の話。完全に2体分として働かせるには無限のクリーチャーと無限のマナが必要になる。
- レジェンドのElder Spawn以来となる久々の「落とし子(Spawn)」系カード。 奈落の落とし子/Pit SpawnやInfernal Spawn of Infernal Spawn of Evilなど名前に持っているクリーチャーは多いが、クリーチャー・タイプとしては非常に珍しい。