探索するフェルダグリフ/Questing Phelddagrif
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Questing Phelddagrif / 探索するフェルダグリフ (1)(緑)(白)(青)
クリーチャー — フェルダグリフ(Phelddagrif)
クリーチャー — フェルダグリフ(Phelddagrif)
(緑):探索するフェルダグリフはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは緑の1/1のカバ(Hippo)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
(白):ターン終了時まで、探索するフェルダグリフはプロテクション(黒)とプロテクション(赤)を得る。対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは2点のライフを得る。
(青):探索するフェルダグリフはターン終了時まで飛行を得る。対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚引いてもよい。
2枚目のフェルダグリフであり、元祖Phelddagrifのリメイク。4マナ4/4の優良なマナ・レシオに加えて多彩な起動型能力を持ち、元祖譲りのコスト・パフォーマンスを誇る。
能力もそれぞれパンプアップ・除去耐性・回避能力と色の役割に応じて見事に使い分けできるようになっており、扱いやすい。元祖のものが飛行とトランプルで回避能力が重複していたのを思えば大きな進歩である。ただしいずれの能力も対戦相手にリソースを与えてしまうため使いすぎには注意が必要であり、特に緑と青の能力はどちらもカード・アドバンテージ面でほぼ確実に損してしまうことを意識しておく必要がある。
相手がリソースを得られないようにしたり、またあるいはあえてリソースを与えるために使ったりするのも面白い。例えば緑能力なら、仕組まれた疫病/Engineered Plagueでトークンを封殺して実質デメリットなしにしたり、力の化身/Avatar of Mightの条件を満たすために使ったりなど。ただしたいていの場合、下手な工夫をするよりは、単に起動するか否かを状況に応じて判断しながら普通に使ったほうが安定した運用ができるだろう。
- 各能力は対戦相手を対象にとる。したがって対戦相手の象牙の仮面/Ivory Maskなどでバニラに成り下がる。
- 対戦相手が利益を得るのは、緑能力と白能力については強制だが、青能力については強制ではなく任意である。大量青マナからライブラリーアウトを狙うことは基本的にできない。
- プレーンシフトのプレリリース・トーナメントでは、このカードのギリシャ語版プレリリース・カードが配布された。
- 元祖Phelddagrifは伝説のクリーチャーであったが、こちらはそうではない。一体なにが違うのだろうか。
- カバのような外見であるが、フェルダグリフはカバではない。ただし緑能力で与えるトークンがカバであるので、なんらかの生物学的なつながりはあるのかも知れない。
- 中国語版は「遊歴的紫河馬」。そのまんま「紫のカバ」にされてしまっている。
関連カード
サイクル
- 探索するフェルダグリフ/Questing Phelddagrif
- 堕落した者アーテイ/Ertai, the Corrupted
- ファイレクシアの暴政/Phyrexian Tyranny
- 破壊的な流動/Destructive Flow
- 発光カヴー/Radiant Kavu
参考
- Questing Phelddagrif? Will that be 2D or 3D?(PT大阪02の紹介記事に登場したフェルダグリフのミニチュア、画像)
- 壁紙
- カード個別評価:プレーンシフト - レア