グランプリ
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2013年12月8日 (日) 00:26時点におけるPepperskitter (トーク | 投稿記録)による版
グランプリ/Grand Prixは、マジックのプレミアイベントの1つ。
プロツアーなどと違って参加するための権利を得る必要がなく、登録しさえすればだれでも参加する事ができるため、数百人、多い時には2,000人を超える参加者が集まるマジック界最大の大会である。過去最多記録はグランプリラスベガス13の4,500人、国内最多はグランプリ横浜13の2,297人。成績上位者には、その順位に応じた賞金とプロツアー出場権などが与えられる。
日本でも年3回のペースで各地で開催される。近年はPoYレースが激化していることもあり、海外の強豪が日本のグランプリに参戦したり、国内のプロが積極的に海外に遠征している。
本戦に興味がなくても、掘り出し物が出てくるバイヤーブースや、多彩なサイドイベント、イラストレイターのサイン会などが用意されており、まさしく『マジック界最大の祭典』と言えるだろう。まったく知らない人でも初心者講習会も行われるので、興味があるのなら覗いたほうがいい。
- 2012年以降、主催がWotCから晴れる屋やBIG MAGICなどの大型ショップに移管されている。出展ディーラーが多彩になったり、サイドイベントが日本レガシー選手権やスーパーサンデーシリーズのように豪華になってたりしている。また、大会運営を分離することで、法律上の問題をクリアしている(参考)。
- プレインズウォーカーポイントや各地のグランプリ・トライアルによるByeが存在し、スリープ・イン・スペシャルという優待もある。
- プレインズウォーカーポイントの倍率は参加制限のないイベントの中で最高の8倍に設定している。そのため、近年、参加人数が増加傾向で最も稼ぎやすいイベントとなっている。
- 2011年までは上位16名がプロツアーの参加権を獲得できたが、2012年からはプレミアイベント体制の変更によって上位4名までに調整された。その代わり上位4名全員にプロツアー開催地の往復航空券も授与される。2013年度から参加人数が1,200人を超えた場合、参加権が8人に拡大される。
- ルール適用レベル(REL)は1日目が「競技」、2日目が「プロ」。ヘッド・ジャッジは特に認可を受けたレベル3以上が務める必要がある。
- 一番最初に開催されたグランプリはグランプリアムステルダム97、日本で最初に開催されたグランプリはグランプリ東京97である。
プロモーション・カード
参加賞として、以下のプロモーション・カードが配布されている。いずれもプレミアム・カードで、新規のイラストが用いられている。
画像は、以下のサイトで見ることができる。
- あんかば
- ~2009年:2006~2009プロモーションカード画像
- 2010年:2010~プロモーションカード画像
- 2011年:2011~プロモーションカード画像
- 2012年:2012年プロモーションカード画像
- 2013年:2013年プロモーションカード画像
- magiccards.info
配布年度 | カード名 | 備考 |
---|---|---|
2014年度前期 | 殴打頭蓋/Batterskull | Igor Kierylukによる新規イラスト |
2013年度後期 | 全ては塵/All Is Dust | Vincent Proceによる新規イラスト |
2013年度前期 | 原始のタイタン/Primeval Titan | Peter Mohrbacherによる新規イラスト |
2012年度後期 | 水蓮のコブラ/Lotus Cobra | Terese Nielsenによる新規イラスト |
2012年度前期 | ゴブリンの先達/Goblin Guide | Steve Prescottによる新規イラスト |
2011年度 | 大渦の脈動/Maelstrom Pulse | John Avonによる新規イラスト(このイラストは、Modern Masters版でも用いられている) |
2010年度 | 梅澤の十手/Umezawa's Jitte | Svetlin Velinovによる新規イラスト |
2009年度 | 金属モックス/Chrome Mox | Alan Pollackによる新規イラスト |
2008年度 | 獣群の呼び声/Call of the Herd | Lars Grant-Westによる新規イラスト |
2007年度 | 魂売り/Spiritmonger | Kev Walkerによる新規イラスト |
参考
- グランプリ開催案内
- Category:グランプリ - グランプリのトーナメント記録ページの一覧
- 日本で開催されたグランプリ一覧
- トーナメント記録
- トーナメント用語