ラシーダ/Rashida
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ラシーダは配下から3人の選りすぐりの戦士、[[スケイルベインの精鋭/Scalebane's Elite#ストーリー|スケイルベインの精鋭/Scalebane's Elite]]を集めると、[[ムウォンヴーリー・ジャングル/Mwonvuli Jungle]]への探索行に旅立つ。一行が総勢5人とごく少数であるのは、敵の巡回部隊に発見される危険を極力減らすためである。ジャングルの旅は苦難を伴うものだったが、[[ウェザーライト/Weatherlight]]号の[[シッセイ/Sisay]]船長と出会う。船長もテフェリーの幻視の導きを受けていたのだ。ウェザーライト号の助けを借りた一行は[[ジョルレイル/Jolrael]]宮殿へと攻め込んだ。 | ラシーダは配下から3人の選りすぐりの戦士、[[スケイルベインの精鋭/Scalebane's Elite#ストーリー|スケイルベインの精鋭/Scalebane's Elite]]を集めると、[[ムウォンヴーリー・ジャングル/Mwonvuli Jungle]]への探索行に旅立つ。一行が総勢5人とごく少数であるのは、敵の巡回部隊に発見される危険を極力減らすためである。ジャングルの旅は苦難を伴うものだったが、[[ウェザーライト/Weatherlight]]号の[[シッセイ/Sisay]]船長と出会う。船長もテフェリーの幻視の導きを受けていたのだ。ウェザーライト号の助けを借りた一行は[[ジョルレイル/Jolrael]]宮殿へと攻め込んだ。 | ||
− | やはり多勢に無勢、マンガラを封じた[[琥珀の牢/Amber Prison]]を守る[[プーラージ/Purraj]]ら守備隊との戦いは劣勢に立たされる。この状況を打開するため、ラシーダは最も自分が忌み嫌っているドラゴンの力、[[ドラゴンの仮面/Dragon Mask]]の力を借りる。本物の竜さながらの強さで敵を圧倒する彼女は40体以上のケアヴェクの下僕を打ち倒し、見事敵を撃破する。激闘の中、アズマイラは命を落としてしまうが、彼女の自己犠牲によってマンガラは無事に解放された。 | + | やはり多勢に無勢、マンガラを封じた[[琥珀の牢/Amber Prison]]を守る[[プーラージ/Purraj]]ら守備隊との戦いは劣勢に立たされる。この状況を打開するため、ラシーダは最も自分が忌み嫌っているドラゴンの力、[[ドラゴンの仮面/Dragon Mask#ストーリー|ドラゴンの仮面/Dragon Mask]]の力を借りる。本物の竜さながらの強さで敵を圧倒する彼女は40体以上のケアヴェクの下僕を打ち倒し、見事敵を撃破する。激闘の中、アズマイラは命を落としてしまうが、彼女の自己犠牲によってマンガラは無事に解放された。 |
それから程無く[[ウーザーク/Uuserek]]の湿地でマンガラがケアヴェクを倒し、ラシーダとジャバーリーの連合軍が敵の残党を山脈へと押し返す。敗北を嗅ぎ取った[[ヴィーアシーノ]]族は東の[[大砂漠/The Great Desert#Jamuraa|大砂漠/The Great Desert]]へと帰っていった。 | それから程無く[[ウーザーク/Uuserek]]の湿地でマンガラがケアヴェクを倒し、ラシーダとジャバーリーの連合軍が敵の残党を山脈へと押し返す。敗北を嗅ぎ取った[[ヴィーアシーノ]]族は東の[[大砂漠/The Great Desert#Jamuraa|大砂漠/The Great Desert]]へと帰っていった。 | ||
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2008年7月26日 (土) 21:30時点における版
ラシーダ・スケイルベイン/Rashida Scalebaneはミラージュとビジョンズの登場人物。
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解説
ケアヴェク/Kaervekのジャムーラ/Jamuraa侵略に対し民衆を率いて戦った、竜殺しの英雄。ザルファー/Zhalfir人の女性。短い黒髪に褐色の肌、鍛えられて引き締まった体躯を持つ女丈夫(イラスト)。口調は厳しく、早口で、しばしば脅しめかして話す。
一族郎党を皆殺しにされた復讐心からドラゴンを憎悪し狩り立てる。竜殺しの剣スケイルベイン/Scalebaneを携え、屠ったドラゴンは12頭は下らないと言われている(屠られたドラゴンの遺骸は切り分けられ、鱗は防具に内臓は薬に利用されている)。目撃者はその戦い振りをこう語る。彼女の力と素早さは超人的で、自分の何十倍の巨躯持つ長虫に致命的な一撃を見舞わせる技の冴えは驚嘆の一語と。だが、ラシーダにとって倒したドラゴンの数など問題ではない。ドラゴンの悪夢を取り払い、子供たちが安らかに眠れる夜を取り戻すことこそが重要なのだ。
- 「Rashida」とは「mighty(強力な)」を意味する言葉に由来する名前。
経歴
ミラージュ
メテンダ荒野/Mtenda Wildsのとある村、比較的裕福な村長(warden of village)の家に生まれる。幸せで不自由のない少女時代を過ごし、あまりにも素朴だが(そして少し退屈かもしれない)美しいメテンダ荒野での生活を慈しみつつ成長する。
マンガラ/Mangaraが魔術師に捕らわる、との噂が首都キパム/Kipamuから村に聞こえてきた頃、真紅のヘルカイト/Crimson Hellkiteに率いられたドラゴンの群れが村を襲う。家族や友人は皆殺しにされ村は焼き払われた。この時、村はずれの丘で午睡を取っていたラシーダただ一人が奇跡的に生き残る。煙の臭いに目覚め、丘の上から目にしたものは、故郷から立ち昇る煙と飛び立つドラゴンの姿…それから数日、村の廃墟に焼け残った遺体を埋葬し終えたラシーダは、以前とはもはや別人へと変わっていた。
- ドラゴンの炎が、わたしを一人の戦士に変えた。 ― ラシーダ・スケイルベイン
ジャムーラ全土からドラゴンを掃討することを誓うと、死者への手向けに家名を捨て、瓦礫の中から家宝ベインソード(Banesword)を探し出した。この剣には持ち主の最も憎むものを葬り去る魔力が込められており、ラシーダはその剣に新たな名前を与える。スケイルベイン-鱗持つもの全ての災い、竜殺しの剣-の誕生である。
開戦の年、彼女はザルファーの英雄となっていた。人々は彼女をこう呼ぶ、竜殺しのラシーダすなわち「ラシーダ・スケイルベイン」と。マンガラの不在と王族の衰退によりザルファーには指導者となる人材が不足。今やラシーダは常備軍を束ね率いる能力を持つ数少ない1人である。彼女の軍のほとんどは庶民の出であるが、貴族の中にもラシーダ麾下に加わる者があり、兵士の鍛錬を助けた。ラシーダ軍は洗練されてはいないものの、戦意は高く、装備は十分に整えられている。
ビジョンズ
開戦から1年以上過ぎた頃、ラシーダはテフェリー/Teferiの幻視に導かれ、首都キパム近くで預言者アズマイラ/Asmira、シダー(将軍)・ジャバーリー/Jabari、語り部ハキーム/Hakimと落ち合い、その場でアズマイラと共にマンガラ救出作戦、Lion's Eye Quest(ライオンの瞳作戦)の使命を受ける。
ラシーダは配下から3人の選りすぐりの戦士、スケイルベインの精鋭/Scalebane's Eliteを集めると、ムウォンヴーリー・ジャングル/Mwonvuli Jungleへの探索行に旅立つ。一行が総勢5人とごく少数であるのは、敵の巡回部隊に発見される危険を極力減らすためである。ジャングルの旅は苦難を伴うものだったが、ウェザーライト/Weatherlight号のシッセイ/Sisay船長と出会う。船長もテフェリーの幻視の導きを受けていたのだ。ウェザーライト号の助けを借りた一行はジョルレイル/Jolrael宮殿へと攻め込んだ。
やはり多勢に無勢、マンガラを封じた琥珀の牢/Amber Prisonを守るプーラージ/Purrajら守備隊との戦いは劣勢に立たされる。この状況を打開するため、ラシーダは最も自分が忌み嫌っているドラゴンの力、ドラゴンの仮面/Dragon Maskの力を借りる。本物の竜さながらの強さで敵を圧倒する彼女は40体以上のケアヴェクの下僕を打ち倒し、見事敵を撃破する。激闘の中、アズマイラは命を落としてしまうが、彼女の自己犠牲によってマンガラは無事に解放された。
それから程無くウーザーク/Uuserekの湿地でマンガラがケアヴェクを倒し、ラシーダとジャバーリーの連合軍が敵の残党を山脈へと押し返す。敗北を嗅ぎ取ったヴィーアシーノ族は東の大砂漠/The Great Desertへと帰っていった。
登場
登場カード
- カード名に登場
- フレイバー・テキストに登場
- 真紅のヘルカイト/Crimson Hellkite(ミラージュ、第6版)
- 解呪/Disenchant(ミラージュ)
- 天罰/Divine Retribution
- ドラゴンの仮面/Dragon Mask
- 太陽の網/Sunweb(ミラージュ、第6版)
- 戦士の誉れ/Warrior's Honor(ビジョンズ)
- ザルファーの聖戦士/Zhalfirin Crusader
登場作品・記事
- Mirage Character Profiles(公式記事)
- Visions: The Backstory(公式記事)
- Scalebane's Elite(Encyclopedia Dominiaの掌編)
- Rashida Scalebane、Scalebane's Elite(Encyclopedia Dominiaの見出し語)