昼
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− | '''昼'''/''Day''は、ゲームが取り得る状態である。[[イニストラード:真夜中の狩り]]で初登場した。 | + | '''昼'''/''Day''は、ゲームが取り得る状態である。[[夜]]と対をなす。[[イニストラード:真夜中の狩り]]で初登場した。 |
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*[http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?text=%E6%98%BC+%7C%7C+%E5%A4%9C 昼または夜でテキスト検索] | *[http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?text=%E6%98%BC+%7C%7C+%E5%A4%9C 昼または夜でテキスト検索] | ||
+ | *[https://mtg-jp.com/reading/translated/0035377/ 『イニストラード:真夜中の狩り』のメカニズム]([[Daily MTG]] 2021年9月2日) | ||
+ | *[https://mtg-jp.com/reading/mm/0035378/ 『狩り』は楽し その1]([[Making Magic]] 2021年9月2日) | ||
+ | *[https://mtg-jp.com/reading/mm/0035460/ こぼれ話:『イニストラード:真夜中の狩り』 その1]([[Making Magic]] 2021年9月27日) | ||
*[[ルーリング]] | *[[ルーリング]] | ||
+ | *[[夜]] | ||
+ | *[[日暮]]/[[夜明]] |
2021年10月1日 (金) 20:04時点における版
昼/Dayは、ゲームが取り得る状態である。夜と対をなす。イニストラード:真夜中の狩りで初登場した。
クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)
セレスタスの奉納者が戦場に出るに際し、昼でも夜でもないなら、昼になる。
昼が夜になるか夜が昼になるたび、あなたのライブラリーの一番上にあるカード2枚を見る。それらのうち1枚をあなたの墓地に置く。
伝説のアーティファクト
セレスタスが戦場に出るに際し、昼でも夜でもないなら、昼になる。
(T):好きな色1色のマナ1点を加える。
(3),(T):夜であるなら、昼になる。そうでないなら、夜になる。起動はソーサリーとしてのみ行う。
昼が夜になるか夜が昼になるたび、あなたは1点のライフを得る。あなたはカード1枚を引いてもよい。そうしたなら、カード1枚を捨てる。
目次 |
解説
イニストラード/Innistradにおける昼夜のサイクルを表したメカニズム。
昼と夜を参照するパーマネント・カードの多くは、「戦場に出るに際し、昼でも夜でもないなら、昼になる」という形でゲームを昼にする能力を持っている。また、狼男の変身と直結したキーワード能力の日暮によってこの状態になることもある。
イニストラード:真夜中の狩りにおいては、昼と夜が切り替わるたびに誘発する誘発型能力を持つカードが白、青、赤、アーティファクトに存在している。
ルール
初めて昼や夜になるとき
ゲームが始まったときは、ゲームの状態は昼でも夜でもない。通常、日暮または「戦場に出るに際し、昼でも夜でもないなら、昼になる。」という能力を持つパーマネントが戦場にでることによって、ゲームの状態は昼になる。
一度ゲームが昼か夜になった後は、ゲームは終了するまで昼か夜のどちらか一方の状態である。ゲームが同時に昼と夜の両方になることはない。一度ゲームが昼や夜になった後、ゲームが昼と夜のどちらでもない状態に戻ることはない。ゲーム全体が昼であるか、ゲーム全体が夜であるかどちらかである。あるプレイヤーにとって昼であり別のプレイヤーにとって夜であることはない。
- 直感的には奇妙だが、ゲームの開始時は昼夜どちらでもない。そのため、昼夜に関わるカードが登場する前から昼夜を記録しておく必要はない。
- 昼でも夜でもない状態で、不自然な月の出/Unnatural Moonriseによってゲームが夜から始まることがある。あるいは何らかの形で夜明を持つパーマネントが先に戦場に出ることによって夜から始まることがある。
- 昼でも夜でもない状態で、何らかの形で日暮を持つクリーチャーと夜明を持つクリーチャーが同時に戦場に出た場合は、昼となる。その夜明を持つクリーチャーは、変身する。
- 一度昼か夜になったのなら、日暮と夜明を持つカードや昼と夜の切り替わりをチェックするカードが存在しない間もゲームは昼か夜の状態となり、毎ターン下記のチェックも行われることに注意。
昼から夜または夜から昼になるとき
ゲームが昼や夜になった後、各ターンに昼夜が入れ替わるかどうかは、直前のターンにアクティブ・プレイヤーが唱えた呪文の数によって決まる。アンタップ・ステップにプレイヤーがパーマネントをアンタップする前に、ゲームの昼夜が入れ替わるかどうかをチェックする。
- ゲームが昼であり、直前のターンのアクティブ・プレイヤーがそのターン中に呪文を唱えなかった場合、夜となる。
- ゲームが夜であり、直前のターンのアクティブ・プレイヤーがそのターン中に2つ以上の呪文を唱えた場合、昼となる。
この処理はスタックを用いずに行われる。アンタップ・ステップ中に昼と夜が切り替わったとき、「昼が夜になるか夜が昼になるたび」に誘発する能力は、アップキープ・ステップが始まる際にスタックに置かれる。
その他
- 昼夜の切り替わる条件は、イニストラード・ブロックおよびイニストラードを覆う影における狼男の変身条件に似ているが、アクティブ・プレイヤーの唱えた呪文のみ数えるという点で異なる。イニストラード当初から狼男共通の変身条件のキーワード化も考慮されたが、変身という新たなキーワード処理の導入にさらに別のキーワードを被せることが頭痛の種になるという理由で取りやめられた[1]。イニストラード:真夜中の狩りで昼夜メカニズムが実現したのは、両面カードの初出から10年が経ち開発部もプレイヤーも変身に慣れ親しんだからであろう。
- 夜+昼/Night+Dayという同じ名前の分割カードが存在する。
- 余談だが、夜+昼はイニストラード:真夜中の狩りから新たにザ・リストに加えられており、セット・ブースターから低確率で出現する。
脚注
- ↑ Unanswered Questions: Innistrad/未回答問題:イニストラード(Feature 2011年10月10日 Mark Rosewater著)
参考
- 昼または夜でテキスト検索
- 『イニストラード:真夜中の狩り』のメカニズム(Daily MTG 2021年9月2日)
- 『狩り』は楽し その1(Making Magic 2021年9月2日)
- こぼれ話:『イニストラード:真夜中の狩り』 その1(Making Magic 2021年9月27日)
- ルーリング
- 夜
- 日暮/夜明