引き分け
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**黎明期に、非公式や店舗の[[プレリリース・トーナメント]]などカジュアル度の高い小規模の大会では、エクストラターン終了後のライフ差やダイスロールにより勝敗を決める場合があった。 | **黎明期に、非公式や店舗の[[プレリリース・トーナメント]]などカジュアル度の高い小規模の大会では、エクストラターン終了後のライフ差やダイスロールにより勝敗を決める場合があった。 | ||
2017年12月4日 (月) 16:39時点における版
引き分けとは、いずれのプレイヤーも勝っても負けてもいない、ゲームの結果。
目次 |
ゲームの引き分け
以下のいずれかの条件を満たした場合、ゲームは引き分け/Drawで終了する。
- ゲームに残っているすべてのプレイヤーが同時に敗北した場合。
- 選択肢のない無限ループが発生し、それを(他の呪文や能力などで)停止することをしない場合。
- 多人数戦のチーム戦で、全てのチームが同時に敗北した場合。
- ゲームを引き分けにして終了する効果が適用された場合。→Divine Intervention、天界の収斂/Celestial Convergence
トーナメントでゲームが引き分けになった場合、次のゲームの先攻・後攻は、引き分けになったゲームの開始時に先攻・後攻を決めたプレイヤーが決める。あらためてコイン・トスやダイスロールをしてはいけない。
- スイスドローでは、ラウンドの制限時間を過ぎた際に与えられるエクストラターン(追加の5ターン)の内に決着がつかない場合も引き分けになる。
- 例外として、現行のワールド・マジック・カップ(2日目以降)では、場合によってエクストラターン終了後のライフ差により勝敗を決める場合があった。
- 黎明期に、非公式や店舗のプレリリース・トーナメントなどカジュアル度の高い小規模の大会では、エクストラターン終了後のライフ差やダイスロールにより勝敗を決める場合があった。
合意の上での引き分け
トーナメントにおいて、プレイヤーはゲームまたはマッチの結果が決定する前であればいつでも、合意の上でその結果を引き分けにすることにしてもよい。これをインテンショナル・ドローと言う。合意の上での引き分けは(買収行為などでない限り)不正行為ではない。
効果の「引き分け」
ある効果の結果が引き分け/in a tieで終わる可能性がある場合、必ずその効果を発生させた呪文や能力の文章にその場合にどうするのかが記されている。そのような場合、どのように処理するかと言う一般則はない。
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 1 ゲームの考え方
- 104 ゲームの終了
- 104.4 ゲームが引き分け になる場合がいくつか存在する。
- 104.4a ゲームに残っていたすべてのプレイヤーが同時に負けた場合、ゲームは引き分けとなる。
- 104.4b 「影響範囲限定」選択ルールを用いないゲーム(2人対戦を含む)において、ゲームが強制的な処理による「ループ」、すなわち止める方法がない一連のイベントの繰り返しに入った場合、ゲームは引き分けとなる。選択可能な処理が含まれるループによって引き分け になることはない。
- 104.4c 効果によってゲームが引き分け になることがある。
- 104.4d チームによる多人数戦においては、残っていたすべてのチームが同時に負けた場合、ゲームは引き分けとなる。
- 104.4e 「影響範囲限定」選択ルールを使った多人数戦において、ゲームを引き分けにする呪文や能力の効果は、その呪文や能力のコントローラーとその影響範囲内にいるプレイヤーを引き分けにする。それらのプレイヤーはゲームから離れ、他のプレイヤーはゲームを続ける。
- 104.4f 「影響範囲限定」選択ルールを使った多人数戦において、ゲームが強制的な処理による「ループ」、すなわち止める方法がない一連のイベントの繰り返しに入った場合、そのループに含まれるオブジェクトをコントロールしているプレイヤー、ならびにそれらのプレイヤーのいずれかの影響範囲内にいるすべてのプレイヤーは、そのゲームにおいて引き分けとなる。それらのプレイヤーはゲームから離れ、他のプレイヤーはゲームを続ける。
- 104.4g チーム同士による多人数戦において、そのチームの残っているすべてのプレイヤーが引き分けに終わった場合、そのチームも引き分け になる。
- 104.4h 「皇帝戦」変種ルールにおいて、その皇帝がゲームに引き分け になった場合、チームも引き分け になる(rule 809.5 参照)。
- 104.4i 大会においては、ゲームに参加しているすべてのプレイヤーは同意による引き分けにすることに同意できる。rule 100.6 参照。
- 104.4 ゲームが引き分け になる場合がいくつか存在する。
- 104 ゲームの終了