サルコマイトのマイア/Sarcomite Myr
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2008年7月6日 (日) 05:27時点における版
Sarcomite Myr / サルコマイトのマイア (2)(青)
アーティファクト クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) マイア(Myr)
アーティファクト クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) マイア(Myr)
(2):サルコマイトのマイアはターン終了時まで飛行を得る。
(2),サルコマイトのマイアを生け贄に捧げる:カードを1枚引く。
ミラディン・ブロック以来久々の登場となるマイアであり、マジック史上初の、マナ・コストに色マナを含むアーティファクト・クリーチャー。
未来予知のタイムシフトカードとして前例のない様々な種類のカードが登場しているが、色付きのアーティファクト・クリーチャーであるという点に関してはギルド渡りの急使/Transguild Courierや合金のゴーレム/Alloy Golemという先輩がいるので然程目新しいわけではない。しかし、ギルド渡りの急使や合金のゴーレムは特性定義能力によって色を得ているのに対し、このカードはマナ・コストに色マナを含むがゆえに色を持ち、その点においては革新的であるといえる。
肝心のクリーチャーとしての性能は、3マナ2/1と、青とアーティファクトの組み合わせでは仕方ない部分もあるが心許ない。
リミテッドでの中盤以降、パワー2のフライヤーとして、クロックを形成できるので、標準よりやや上の戦力になる。後者の能力もチャンプブロックの際などに使用できればアドバンテージを失わないため、比較的有用だろう。
- 真鍮の秘書/Brass Secretaryを青くしたら、一時的に飛べるようになった。若しくは飛行が一時的になったこそこそ歩くスカージ/Slinking Skirge。
- カードデザインは外枠が銀、内枠が青とある意味ハイブリッドっぽい。
- 「サルコマイト/Sarcomite」は、「肉、筋肉」を意味する「sarc-」と、「生産物」あるいは「肉体の一部、肉体に含まれる成分」の意味の「-ite」を合わせた造語と思われる(フレイバー・テキストやイラストから機械と肉の混じりあった身体を持つことが判別可能。他のマイアと違って色を持つのは完全な無機物でないことの現われか)。
参考
- カード個別評価:未来予知 / タイムシフト - コモン