略奪の爆撃/Raid Bombardment
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
細 |
(→ルール) |
||
12行: | 12行: | ||
==ルール== | ==ルール== | ||
− | * | + | *複数のパワー2以下のクリーチャーが攻撃したのなら、その数だけ能力は誘発する。日本語版では訳されていないが、原文では"Whenever '''a''' creature"と書かれている。 |
− | *ダメージを与えられるのは、能力を誘発させたクリーチャーが攻撃している[[プレイヤー]]かプレインズウォーカーのみである。プレイヤーを攻撃したクリーチャーによって誘発した能力でそのプレイヤーが[[ | + | *ダメージを与えられるのは、能力を誘発させたクリーチャーが攻撃している[[プレイヤー]]かプレインズウォーカーのみである。プレイヤーを攻撃したクリーチャーによって誘発した能力でそのプレイヤーが[[コントロール]]するプレインズウォーカーにダメージを与えることは出来ないし、逆も不可能である。 |
− | **[[ドミナリア]]での[[プレインズウォーカー | + | **[[ドミナリア]]での[[プレインズウォーカー#プレインズウォーカーへのダメージの移し替え(廃止)|プレインズウォーカーへのダメージの移し替えルール]]の廃止と、それに伴う[[エラッタ]]まではダメージは[[防御プレイヤー]]に与えていたため、どちらかを選んでダメージを与えることができた。ルール変更&エラッタによってかなり弱体化したカードと言える。 |
− | *略奪の爆撃の能力によって攻撃先のプレインズウォーカーの[[忠誠度]]が0になり[[戦場]] | + | *略奪の爆撃の能力によって攻撃先のプレインズウォーカーの[[忠誠度]]が0になり[[戦場]]を離れても、それを攻撃しているクリーチャーは依然として[[攻撃クリーチャー]]のままである。防御プレイヤーがそのクリーチャーを[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]することも可能だが、ブロックしなくても、そのクリーチャーはどこにも戦闘ダメージを与えない。 |
*能力が誘発した後にクリーチャーのパワーが2を超えても、誘発した能力が消滅することはない。 | *能力が誘発した後にクリーチャーのパワーが2を超えても、誘発した能力が消滅することはない。 | ||
**ただし、誘発型能力は[[イベント]]が起こった直後の状況を見るため({{CR|603.10}})、[[常在型能力]]によって攻撃クリーチャーのパワーが2を超える場合は能力が誘発しないことに注意。例えば[[戦の角笛/War Horn]]があるときに通常のパワーが2であるクリーチャーが攻撃したり、[[アダントの先兵/Adanto Vanguard]]では「パワーが3のクリーチャーが攻撃した」というイベントになり略奪の爆撃の能力の[[誘発条件]]を満たさない。 | **ただし、誘発型能力は[[イベント]]が起こった直後の状況を見るため({{CR|603.10}})、[[常在型能力]]によって攻撃クリーチャーのパワーが2を超える場合は能力が誘発しないことに注意。例えば[[戦の角笛/War Horn]]があるときに通常のパワーが2であるクリーチャーが攻撃したり、[[アダントの先兵/Adanto Vanguard]]では「パワーが3のクリーチャーが攻撃した」というイベントになり略奪の爆撃の能力の[[誘発条件]]を満たさない。 |
2023年1月10日 (火) 02:10時点における版
Raid Bombardment / 略奪の爆撃 (2)(赤)
エンチャント
エンチャント
あなたがコントロールするパワーが2以下のクリーチャーが攻撃するたび、略奪の爆撃はそれが攻撃しているプレイヤーかプレインズウォーカーに1点のダメージを与える。
攻撃した時点でダメージを与える能力が誘発するため、相手クリーチャーによるブロックやレンジストライク、戦闘ダメージ軽減などに邪魔されることなく確実に対戦相手やプレインズウォーカーにダメージを与えられる。
単体のパワーが低い代わりに大量にクリーチャー・トークンを発生させるカードと相性がよい。エルドラージ覚醒ではパワーが0のエルドラージ・落とし子・クリーチャー・トークンを生成するカードが多く存在し、数がそろうと馬鹿にならないダメージを与えることができる。
パウパーでは、これをキーカードにしたデッキが作られるほどのポテンシャルを持つが、トーナメントレベルには今一歩である。
ルール
- 複数のパワー2以下のクリーチャーが攻撃したのなら、その数だけ能力は誘発する。日本語版では訳されていないが、原文では"Whenever a creature"と書かれている。
- ダメージを与えられるのは、能力を誘発させたクリーチャーが攻撃しているプレイヤーかプレインズウォーカーのみである。プレイヤーを攻撃したクリーチャーによって誘発した能力でそのプレイヤーがコントロールするプレインズウォーカーにダメージを与えることは出来ないし、逆も不可能である。
- ドミナリアでのプレインズウォーカーへのダメージの移し替えルールの廃止と、それに伴うエラッタまではダメージは防御プレイヤーに与えていたため、どちらかを選んでダメージを与えることができた。ルール変更&エラッタによってかなり弱体化したカードと言える。
- 略奪の爆撃の能力によって攻撃先のプレインズウォーカーの忠誠度が0になり戦場を離れても、それを攻撃しているクリーチャーは依然として攻撃クリーチャーのままである。防御プレイヤーがそのクリーチャーをブロックすることも可能だが、ブロックしなくても、そのクリーチャーはどこにも戦闘ダメージを与えない。
- 能力が誘発した後にクリーチャーのパワーが2を超えても、誘発した能力が消滅することはない。
- ただし、誘発型能力はイベントが起こった直後の状況を見るため(CR:603.10)、常在型能力によって攻撃クリーチャーのパワーが2を超える場合は能力が誘発しないことに注意。例えば戦の角笛/War Hornがあるときに通常のパワーが2であるクリーチャーが攻撃したり、アダントの先兵/Adanto Vanguardでは「パワーが3のクリーチャーが攻撃した」というイベントになり略奪の爆撃の能力の誘発条件を満たさない。
- 攻撃している状態で戦場に出たクリーチャーは能力を誘発させない。