当て逃げ
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− | *戦闘ダメージを与えることができないだけで、[[チャンプブロック]]に使ったクリーチャーをブロック・クリーチャー指定後に[[バウンス]]したり[[生け贄に捧げる| | + | *戦闘ダメージを与えることができないだけで、[[チャンプブロック]]に使ったクリーチャーをブロック・クリーチャー指定後に[[バウンス]]したり[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]]たりするテクニック自体は現在でも有用である。 |
== 参考 == | == 参考 == | ||
*[[戦闘]] | *[[戦闘]] | ||
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2020年1月31日 (金) 16:13時点における版
当て逃げは、戦闘ダメージの割り振りがスタックに置かれていた時期に使われていた戦闘のテクニック。基本セット2010登場時のルール改訂により、戦闘ダメージの処理にスタックを使わなくなったため、現在のルールでは当て逃げができない。
この当時は、クリーチャーの戦闘ダメージの割り振りは一度スタックに置かれ、それが解決されたときにダメージを与える、というルールであった。そのため、戦闘ダメージの割り振りがスタックに乗ったことに対応して以下のような行動をすることで、そのクリーチャーが戦闘ダメージを与えつつ以下の効果を得る、ということが可能であった。このことを「当て逃げ」と呼ぶ。現行ルールでは、以下の効果を得ようとするとブロック・クリーチャー指定ステップのうちに行動をしなければならないため、戦闘ダメージを与えることと以下の効果を得ることは片方しかできなくなっている。
- 戦場を離れさせて再利用する
- 戦闘ダメージをそのまま受けると死亡するクリーチャーを、バウンスしたり霊体の地滑り/Astral Slideのように一時的に戦場から離れてあとで戻るようにすることで、そのクリーチャーの相手には戦闘ダメージを与えつつ再利用ができた。青のクリーチャーの中には、パリンクロン/Palinchronや虹のイフリート/Rainbow Efreetのように自身の能力だけで当て逃げを行うことができるものも多く、定番のプレイングとなっていた。
- コストとして生け贄に捧げる
- 例えば桜族の長老/Sakura-Tribe Elderをブロックに参加させてから生け贄に捧げる場合、当て逃げにより、攻撃クリーチャーにダメージを与えるとともに生け贄に捧げた効果も得られていた。
- このようなプレイングは、生け贄に捧げることでクリーチャーにダメージを与えたりマイナス修整を与えることができるクリーチャーにおいてはより有効であった。例えばモグの狂信者/Mogg Fanaticは、「モグの狂信者でタフネス2のクリーチャーをブロックして1点の戦闘ダメージをスタックに乗せ、対応して自身を生け贄に捧げてもう1点ダメージを与える」などの挙動が可能だった。