再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
14行: | 14行: | ||
==ルール== | ==ルール== | ||
− | *トークンの能力に関して、[[墓地]]に「再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix」という名前の[[カード]]がある限り、能力の[[誘発]]時にそれを[[対象]]とすること、[[解決]]時にトークンを生け贄に捧げること、そして再燃するフェニックスを戦場に戻すことはいずれも強制である。たとえば[[墓掘りの檻/Grafdigger's Cage]] | + | *トークンの能力に関して、[[墓地]]に「再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix」という名前の[[カード]]がある限り、能力の[[誘発]]時にそれを[[対象]]とすること、[[解決]]時にトークンを生け贄に捧げること、そして再燃するフェニックスを戦場に戻すことはいずれも強制である。たとえば[[墓掘りの檻/Grafdigger's Cage]]などが置かれていて再燃するフェニックスが戦場に出られない状況であったとしても、トークンは生け贄に捧げなければならない。 |
+ | *何らかの[[墓地対策]]カード等で墓地の再燃するフェニックスが誘発時や解決時に不正な対象になっていた場合は、トークンを生け贄に捧げることもない。 | ||
+ | *生け贄に捧げることは再燃するフェニックスを戦場に戻すための条件ではない(「このクリーチャーを生け贄に捧げる。そうしたなら~」ではない)。能力に[[対応して]]トークンを除去しても再燃するフェニックスは戦場に戻る。 | ||
*再燃するフェニックスを[[コピー]]した他の[[クリーチャー]](たとえば[[変幻の襲撃者/Protean Raider]])が死亡した場合でも、[[生成]]されたトークンが参照するのは「再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix」という名前のカードであり、コピーしたクリーチャーカードの元の名前は参照しない。これは再燃するフェニックスをコピーしたカードが、元の名前のカード名を保持するような能力を持っていた(たとえば[[ディミーアの黒幕ラザーヴ/Lazav, Dimir Mastermind]])であっても同様である。 | *再燃するフェニックスを[[コピー]]した他の[[クリーチャー]](たとえば[[変幻の襲撃者/Protean Raider]])が死亡した場合でも、[[生成]]されたトークンが参照するのは「再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix」という名前のカードであり、コピーしたクリーチャーカードの元の名前は参照しない。これは再燃するフェニックスをコピーしたカードが、元の名前のカード名を保持するような能力を持っていた(たとえば[[ディミーアの黒幕ラザーヴ/Lazav, Dimir Mastermind]])であっても同様である。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:イクサランの相克]] - [[神話レア]] | *[[カード個別評価:イクサランの相克]] - [[神話レア]] |
2018年5月28日 (月) 01:32時点における版
Rekindling Phoenix / 再燃するフェニックス (2)(赤)(赤)
クリーチャー — フェニックス(Phoenix)
クリーチャー — フェニックス(Phoenix)
飛行
再燃するフェニックスが死亡したとき、「あなたのアップキープの開始時に、あなたの墓地から《再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix》という名前のカード1枚を対象とする。このクリーチャーを生け贄に捧げ、その対象としたカードを戦場に戻す。ターン終了時まで、それは速攻を得る。」を持つ赤の0/1のエレメンタル(Elemental)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
死亡した時に戦場に残したエレメンタルを生け贄に蘇るという、ちょっと変わった復活条件を持つフェニックス。
4マナ4/3というフライヤーとしては充分戦力になるスペックを持ちながら、マナを始めとする他のリソースを必要とせずに戦場に速攻つきで直接戻ってくるというフェニックスとしては史上初の能力を持つ。
復活のためには自分のアップキープまで0/1の貧弱なトークンが生き残る必要があるが、むしろ対戦相手がわざわざトークンに除去を使ってくれるのであればカード・アドバンテージを得たに等しく、事実上高い除去耐性を持っているといえる。
ブロッカーとしても高性能で、トークンを除去されない限り延々と高いパワーでブロックし続けることが出来る。特に前環境の空を席巻した栄光をもたらすもの/Glorybringerに対して大きく有利に立ち回れる点は評価が高い。
ビートダウンからコントロールまで、幅広く採用されうるという高い前評判を裏切らず、スタンダードでは登場直後から赤を含む各種デッキで複数枚採用されている。同マナ域には熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Ferventや反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defianceなど強力なパワーカードがひしめくが、併用しているデッキも多い。
- 色がまるで違うが、能力は死盟の天使/Deathpact Angelによく似ている。
ルール
- トークンの能力に関して、墓地に「再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix」という名前のカードがある限り、能力の誘発時にそれを対象とすること、解決時にトークンを生け贄に捧げること、そして再燃するフェニックスを戦場に戻すことはいずれも強制である。たとえば墓掘りの檻/Grafdigger's Cageなどが置かれていて再燃するフェニックスが戦場に出られない状況であったとしても、トークンは生け贄に捧げなければならない。
- 何らかの墓地対策カード等で墓地の再燃するフェニックスが誘発時や解決時に不正な対象になっていた場合は、トークンを生け贄に捧げることもない。
- 生け贄に捧げることは再燃するフェニックスを戦場に戻すための条件ではない(「このクリーチャーを生け贄に捧げる。そうしたなら~」ではない)。能力に対応してトークンを除去しても再燃するフェニックスは戦場に戻る。
- 再燃するフェニックスをコピーした他のクリーチャー(たとえば変幻の襲撃者/Protean Raider)が死亡した場合でも、生成されたトークンが参照するのは「再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix」という名前のカードであり、コピーしたクリーチャーカードの元の名前は参照しない。これは再燃するフェニックスをコピーしたカードが、元の名前のカード名を保持するような能力を持っていた(たとえばディミーアの黒幕ラザーヴ/Lazav, Dimir Mastermind)であっても同様である。