いかづち頭/Thunderheads

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(2人の利用者による、間の2版が非表示)
1行: 1行:
 
{{#card:Thunderheads}}
 
{{#card:Thunderheads}}
''WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。「ターン終了時に」は「次の[[終了ステップ]]の開始時に」と読み替えてください。
 
  
 
[[ブロッカー]][[生成]][[呪文]]。出てくる[[トークン]]の特性上、実質「[[攻撃クリーチャー]]に3点[[ダメージ]]」であり、[[青]]にとっては貴重な[[クリーチャー]][[除去]]となる。
 
[[ブロッカー]][[生成]][[呪文]]。出てくる[[トークン]]の特性上、実質「[[攻撃クリーチャー]]に3点[[ダメージ]]」であり、[[青]]にとっては貴重な[[クリーチャー]][[除去]]となる。
11行: 10行:
  
 
==ストーリー==
 
==ストーリー==
いかづち頭は、稲妻を迸らせる雲でできた守護者の顔を創り出す呪文。魔術師はこの呪文に、より多くの[[マナ]]を注ぎ込むことで効果を反復し、複数のいかづち頭を呼び出せる。この禁欲的な表情の顔は地面から少なくとも10フィート(3m)の高さに浮いていて、[[イゼット団/The Izzet|イゼット団]]鋳造場入り口を不法侵入者から守っている([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/sketches-thunderheads-2006-03-16 Sketches: Thunderheads]参照)。
+
いかづち頭は、稲妻を迸らせる雲でできた守護者の顔を創り出す呪文。魔術師はこの呪文に、より多くの[[マナ]]を注ぎ込むことで効果を反復し、複数のいかづち頭を呼び出せる。この禁欲的な表情の顔は地面から少なくとも10フィート(3m)の高さに浮いていて、[[イゼット団/The Izzet|イゼット団]]鋳造場入り口を不法侵入者から守っている<ref>[https://web.archive.org/web/20211130040335/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/sketches-thunderheads-2006-03-16 Sketches: Thunderheads(Internet Archive)]([[Daily MTG]] [[2006年]]3月16日) - イラスト製作過程</ref>。
*[[奇魔]]トークンのイラストには顔面だけでなく上半身も描かれている([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/guildpact-token-art-1-2006-03-21 Guildpact Token Art 1]参照)。
+
*[[奇魔]]トークンのイラストには顔面だけでなく上半身も描かれている<ref>[https://web.archive.org/web/20220523134603/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/guildpact-token-art-1-2006-03-21 Guildpact Token Art 1(Internet Archive)]([[Daily MTG]] 2006年3月21日)</ref>。
  
 
==訳語==
 
==訳語==
「''Thunderheads''」は普通は「入道雲」のことを指すが、このカードは通常の気象現象ではなく、呪文で人工精霊・奇魔を呼び出すというもの。その設定や{{Gatherer|id=96946}}から「'''いかづち頭'''」と訳されたようだ。ただ、定訳を外れた訳や語感について難色を示す意見もある。
+
「''Thunderheads''」は普通は「入道雲」のことを指すが、このカードは通常の気象現象ではなく、呪文で人工精霊・奇魔を呼び出すというもの。その設定や{{Gatherer|id=456337}}から「'''いかづち頭'''」と訳されたようだ。ただ、定訳を外れた訳や語感について難色を示す意見もある。
  
 +
*Thunderhead = "いかづち頭"が[[テンプレート|定訳]]になってしまったことで、後世で[[いかづち頭の戦隊/Thunderhead Squadron]]なる[[誤訳]]を生み出してしまったという弊害もある。
 +
==脚注==
 +
<references />
 
==参考==
 
==参考==
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/sketches-thunderheads-2006-03-16 Sketches: Thunderheads](イラストが完成するまで)
 
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/guildpact-token-art-1-2006-03-21 Guildpact Token Art 1](奇魔トークン)
 
 
*[[カード個別評価:ギルドパクト]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:ギルドパクト]] - [[アンコモン]]
[[Category:WHISPER最新オラクル未対応]]
+
__NOTOC__

2023年4月24日 (月) 03:27時点における最新版


Thunderheads / いかづち頭 (2)(青)
インスタント

複製(2)(青)(あなたがこの呪文を唱えるとき、あなたがその複製コストを支払った回数1回につき、それをコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。)
防衛と飛行を持つ青の3/3の奇魔(Weird)クリーチャー・トークンを1体生成する。次の終了ステップの開始時に、それを追放する。


ブロッカー生成呪文。出てくるトークンの特性上、実質「攻撃クリーチャーに3点ダメージ」であり、にとっては貴重なクリーチャー除去となる。

リミテッドではアドバンテージを取れる可能性もあり、除去として優秀な部類に入る。野良剣歯猫/Sabertooth Alley Cat浸透者の魔法印/Infiltrator's Magemark付きクリーチャーも止められる事も高評価。

[編集] ストーリー

いかづち頭は、稲妻を迸らせる雲でできた守護者の顔を創り出す呪文。魔術師はこの呪文に、より多くのマナを注ぎ込むことで効果を反復し、複数のいかづち頭を呼び出せる。この禁欲的な表情の顔は地面から少なくとも10フィート(3m)の高さに浮いていて、イゼット団鋳造場入り口を不法侵入者から守っている[1]

  • 奇魔トークンのイラストには顔面だけでなく上半身も描かれている[2]

[編集] 訳語

Thunderheads」は普通は「入道雲」のことを指すが、このカードは通常の気象現象ではなく、呪文で人工精霊・奇魔を呼び出すというもの。その設定やイラストから「いかづち頭」と訳されたようだ。ただ、定訳を外れた訳や語感について難色を示す意見もある。

[編集] 脚注

  1. Sketches: Thunderheads(Internet Archive)Daily MTG 2006年3月16日) - イラスト製作過程
  2. Guildpact Token Art 1(Internet Archive)Daily MTG 2006年3月21日)

[編集] 参考

QR Code.gif