ゴブリンの衛生兵/Goblin Medics
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− | 一見[[放蕩魔術師/Prodigal Sorcerer]]に似ているが、まったく別物。[[ティム]]の[[能力]]は[[起動型能力]]だが、こちらは[[誘発型能力]]である。[[ダメージ]]を発生させるには、[[攻撃]]したり[[タッパー]] | + | 一見[[放蕩魔術師/Prodigal Sorcerer]]に似ているが、まったく別物。[[ティム]]の[[能力]]は[[起動型能力]]だが、こちらは[[誘発型能力]]である。[[ダメージ]]を発生させるには、[[攻撃]]したり[[タッパー]]などで[[タップ]]したりする必要がある。 |
ティムの能力とは一長一短。タイミングを自由に選べる点ではティムの方がよいが、ゴブリンの衛生兵は[[攻撃]]しながらダメージを[[与える|与え]]られる。また、[[錬金術の研究/Hermetic Study]]などにより[[タップ能力]]を与えれば、その能力を使用しながらさらにダメージを発生させられる。全体としてみると、ティムは単独で使いやすく、ゴブリンの衛生兵は他のカードとの組み合わせが重要になるといったところだろうか。 | ティムの能力とは一長一短。タイミングを自由に選べる点ではティムの方がよいが、ゴブリンの衛生兵は[[攻撃]]しながらダメージを[[与える|与え]]られる。また、[[錬金術の研究/Hermetic Study]]などにより[[タップ能力]]を与えれば、その能力を使用しながらさらにダメージを発生させられる。全体としてみると、ティムは単独で使いやすく、ゴブリンの衛生兵は他のカードとの組み合わせが重要になるといったところだろうか。 | ||
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*[[対立]]にはちょっと強い[[ゴブリン]]。 | *[[対立]]にはちょっと強い[[ゴブリン]]。 | ||
*[[ユートピアの誓約/Utopia Vow]]+[[現実からの遊離/Freed from the Real]]で[[無限ダメージ]]。[[パウパー]]で実現できる。 | *[[ユートピアの誓約/Utopia Vow]]+[[現実からの遊離/Freed from the Real]]で[[無限ダメージ]]。[[パウパー]]で実現できる。 | ||
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*「衛生兵」にミスマッチな攻撃的な能力だが、この理由は[[フレイバー・テキスト]]に書いてある。「まず傷を与え、その後治療します」ということらしい。 | *「衛生兵」にミスマッチな攻撃的な能力だが、この理由は[[フレイバー・テキスト]]に書いてある。「まず傷を与え、その後治療します」ということらしい。 | ||
− | + | {{フレイバーテキスト|First, do some harm.|Oath of Goblins}} | |
− | {{フレイバーテキスト|First, do some harm.| | + | {{フレイバーテキスト|まず、損傷を与えます。|ゴブリンの誓い}} |
*医師が必ず宣誓する「[[Wikipedia:ja:ヒポクラテスの誓い|ヒポクラテスの誓い]]」のパロディ。最も有名な一文"First, do no harm."の捩りになっている。 | *医師が必ず宣誓する「[[Wikipedia:ja:ヒポクラテスの誓い|ヒポクラテスの誓い]]」のパロディ。最も有名な一文"First, do no harm."の捩りになっている。 | ||
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==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:ウルザズ・レガシー]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:ウルザズ・レガシー]] - [[コモン]] | ||
+ | *[[カード個別評価:ドミナリア・リマスター]] - [[コモン]] |
2024年8月16日 (金) 16:27時点における最新版
Goblin Medics / ゴブリンの衛生兵 (2)(赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) シャーマン(Shaman)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) シャーマン(Shaman)
ゴブリンの衛生兵がタップ状態になるたび、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。ゴブリンの衛生兵はそれに1点のダメージを与える。
1/1WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする」は「1つを対象とする」に読み替えてください。
一見放蕩魔術師/Prodigal Sorcererに似ているが、まったく別物。ティムの能力は起動型能力だが、こちらは誘発型能力である。ダメージを発生させるには、攻撃したりタッパーなどでタップしたりする必要がある。
ティムの能力とは一長一短。タイミングを自由に選べる点ではティムの方がよいが、ゴブリンの衛生兵は攻撃しながらダメージを与えられる。また、錬金術の研究/Hermetic Studyなどによりタップ能力を与えれば、その能力を使用しながらさらにダメージを発生させられる。全体としてみると、ティムは単独で使いやすく、ゴブリンの衛生兵は他のカードとの組み合わせが重要になるといったところだろうか。
- 対立にはちょっと強いゴブリン。
- ユートピアの誓約/Utopia Vow+現実からの遊離/Freed from the Realで無限ダメージ。パウパーで実現できる。
- 初出時のクリーチャー・タイプはゴブリンのみであったが、2007年9月サブタイプ変更でシャーマンが追加された。
- 「衛生兵」にミスマッチな攻撃的な能力だが、この理由はフレイバー・テキストに書いてある。「まず傷を与え、その後治療します」ということらしい。
First, do some harm.― Oath of Goblins
まず、損傷を与えます。― ゴブリンの誓い
- 医師が必ず宣誓する「ヒポクラテスの誓い」のパロディ。最も有名な一文"First, do no harm."の捩りになっている。