新たな血族/New Blood

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[[黒]]にも時折登場する、[[クリーチャー]]の[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]を奪う[[呪文]]。
 
[[黒]]にも時折登場する、[[クリーチャー]]の[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]を奪う[[呪文]]。
  
永続的コントロール奪取で4マナ+クリーチャー1体タップと言うのは近年ではかなりのコストパフォーマンス。エンチャント破壊で解除される[[オーラ]]でなく[[ソーサリー]]による奪取のため対処もされにくい。
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4[[マナ]]+[[吸血鬼]]1体の[[タップ]]で永続的なコントロール奪取と、[[青]]の[[支配魔法/Control Magic]]と比較しても遜色ない性能。[[オーラ]]と違って[[エンチャント]][[破壊]]で解除される心配がない点も嬉しい。吸血鬼のタップという[[追加コスト]]の窮屈さは[[デッキ]]の構成次第と言ったところだが、安定して使うならやはり吸血鬼の[[タイプ的]][[デッキ]]で使うのが望ましい。
ただしコストとしてタップするクリーチャーは吸血鬼でなければならない。安定してプレイするには軽量の吸血鬼を相応数採用する必要があり、吸血鬼部族デッキでなければその真価は発揮できない。
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もう一つの効果としてテキスト変更効果を持ち、[[クリーチャー・タイプ]]のみならず効果テキストに書かれた種族まで吸血鬼に書き換えられる。他種族のロードを分捕れば吸血鬼のロードに変えられる。
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奪ったクリーチャーに書かれた[[クリーチャー・タイプ]]一種類を吸血鬼に書き換えられる点も特徴で、こちらが用意した[[タイプ的カード]]の恩恵を受けられるのみならず、他種族の[[ロード (俗称)|ロード]]を奪えればそのまま吸血鬼のロードとして運用できるなど、テクニカルな使い方も可能。
そうでなくてもクリーチャータイプを吸血鬼にすればこちらの吸血鬼関連のカードとシナジーさせられる。勿論これをもう一発撃つときの種元にも出来る。
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*クリーチャー・タイプを変更する[[効果]]は、これの[[解決]]時にクリーチャー・タイプを一つ選び、[[タイプ行]]と[[ルール文章]]に登場する該当クリーチャー・タイプをすべて吸血鬼に変更する。
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**例えば[[飢えたオオヤマネコ/Hungry Lynx]]を奪った時、「[[猫]]」を選ぶと飢えたオオヤマネコは吸血鬼になり、あなたの吸血鬼は[[プロテクション]]([[ネズミ]])を得る。「ネズミ」を選ぶと飢えたオオヤマネコは猫のままであり、あなたの猫はプロテクション(吸血鬼)を得る。残りの能力についても同様に読み替える。
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**そのカードに登場しないクリーチャー・タイプを選ぶこともできる<ref name=FAQ>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/commander-2017-edition-release-notes-2017-08-11 Magic: The Gathering—Commander (2017 Edition) Release Notes]/[https://mtg-jp.com/gameplay/rules/docs/0019418/ 『マジック:ザ・ギャザリング ― 統率者(2017年版)』リリースノート](Feature [[2017年]]8月11日)</ref>。その場合、何も変化しないだけである。
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*一般的な吸血鬼のイメージである「血を吸った相手を配下にする」能力を抜き出して呪文としたカード。近い能力を持つカードとして[[蟲惑的な吸血鬼/Captivating Vampire]]が存在する。
  
 
==参考==
 
==参考==
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<references />
 
*[[文章変更効果]]
 
*[[文章変更効果]]
 
*[[クリーチャー・タイプを変更するカード]]
 
*[[クリーチャー・タイプを変更するカード]]
 
*[[カード個別評価:統率者2017]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:統率者2017]] - [[レア]]

2024年7月15日 (月) 20:59時点における最新版


New Blood / 新たな血族 (2)(黒)(黒)
ソーサリー

この呪文を唱えるための追加コストとして、あなたがコントロールするアンタップ状態の吸血鬼(Vampire)1体をタップする。
クリーチャー1体を対象とし、それのコントロールを得る。そのクリーチャーに書かれたクリーチャー・タイプ1種類をすべて吸血鬼に置き換える。


にも時折登場する、クリーチャーコントロールを奪う呪文

4マナ+吸血鬼1体のタップで永続的なコントロール奪取と、支配魔法/Control Magicと比較しても遜色ない性能。オーラと違ってエンチャント破壊で解除される心配がない点も嬉しい。吸血鬼のタップという追加コストの窮屈さはデッキの構成次第と言ったところだが、安定して使うならやはり吸血鬼のタイプ的デッキで使うのが望ましい。

奪ったクリーチャーに書かれたクリーチャー・タイプ一種類を吸血鬼に書き換えられる点も特徴で、こちらが用意したタイプ的カードの恩恵を受けられるのみならず、他種族のロードを奪えればそのまま吸血鬼のロードとして運用できるなど、テクニカルな使い方も可能。

  • クリーチャー・タイプを変更する効果は、これの解決時にクリーチャー・タイプを一つ選び、タイプ行ルール文章に登場する該当クリーチャー・タイプをすべて吸血鬼に変更する。
    • 例えば飢えたオオヤマネコ/Hungry Lynxを奪った時、「」を選ぶと飢えたオオヤマネコは吸血鬼になり、あなたの吸血鬼はプロテクションネズミ)を得る。「ネズミ」を選ぶと飢えたオオヤマネコは猫のままであり、あなたの猫はプロテクション(吸血鬼)を得る。残りの能力についても同様に読み替える。
    • そのカードに登場しないクリーチャー・タイプを選ぶこともできる[1]。その場合、何も変化しないだけである。
  • 一般的な吸血鬼のイメージである「血を吸った相手を配下にする」能力を抜き出して呪文としたカード。近い能力を持つカードとして蟲惑的な吸血鬼/Captivating Vampireが存在する。

[編集] 参考

  1. Magic: The Gathering—Commander (2017 Edition) Release Notes/『マジック:ザ・ギャザリング ― 統率者(2017年版)』リリースノート(Feature 2017年8月11日)
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