性急な悪魔/Impetuous Devils
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− | [[クリーチャー]]を狙い撃つことができるため、[[ボール・ライトニング/Ball Lightning]]が[[溶岩の撃ち込み/Lava Spike]]のような[[本体火力]]だとすれば、これは[[火山の鎚/Volcanic Hammer]]のような汎用火力として扱えるデザインとなっている。[[除去]]として見ても、[[タフネス]] | + | [[クリーチャー]]を狙い撃つことができるため、[[ボール・ライトニング/Ball Lightning]]が[[溶岩の撃ち込み/Lava Spike]]のような[[本体火力]]だとすれば、これは[[火山の鎚/Volcanic Hammer]]のような汎用火力として扱えるデザインとなっている。[[除去]]として見ても、[[タフネス]]6までのクリーチャーを焼くことができ、本体にもいくばくかのダメージを通すことが可能、と強力な性能。もちろん、[[ブロッカー]]がいない隙を狙って6点ダメージを通してもよい。 |
− | + | 本家ボール・ライトニングと同じく[[スライ]]や[[バーン]]に適している。バーンでは火力を除去と使用するか、本体への直接火力として使用するか、という判断が求められるが、性急な悪魔はどちらもこなすことができ場面を選ばない。本体火力ばかりを引いてしまい[[システムクリーチャー]]を除去できない、といった状況も改善してくれる。 | |
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+ | [[先制攻撃]]持ちが1体でも立っていると腐ってしまう弱点は本家と同じ。また、[[呪禁]]持ちの他に[[タップ]]状態のクリーチャーも通常焼けないなど、歩く火力であるがゆえの独特の弱点もあるため、プレイングに注意を払いたい。 | ||
[[レア]]ではあるが[[リミテッド]]では貴重な除去であり、またゲームを決める止めの一撃ともなる。首尾よく生きたまま本体に攻撃を通せたなら、さらに[[現出]]持ちや[[罪からの解放者/Extricator of Sin]]の生け贄に充ててしまいたい。 | [[レア]]ではあるが[[リミテッド]]では貴重な除去であり、またゲームを決める止めの一撃ともなる。首尾よく生きたまま本体に攻撃を通せたなら、さらに[[現出]]持ちや[[罪からの解放者/Extricator of Sin]]の生け贄に充ててしまいたい。 | ||
*4マナでおまけ付きのボール・ライトニングであるという点は[[火花の強兵/Spark Trooper]]と似ている。 | *4マナでおまけ付きのボール・ライトニングであるという点は[[火花の強兵/Spark Trooper]]と似ている。 | ||
− | + | *タップ状態のクリーチャーを狙えない等の差異はあるが、後に登場した[[余剰のダメージ]]を[[プレイヤー]]に与えられる対クリーチャー[[火力]]([[炎の氾濫/Flame Spill]]など)と結果的に似た挙動になっている。 | |
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/m-files-eldritch-moon-part-2-2016-07-29 The M-Files: Eldritch Moon, Part 2]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0017322/ Mファイル『異界月』編・パート2](Latest Developments 2016年7月29日 [[Sam Stoddard]]著) | ||
*[[カード個別評価:異界月]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:異界月]] - [[レア]] |
2021年1月29日 (金) 21:41時点における最新版
Impetuous Devils / 性急な悪魔 (2)(赤)(赤)
クリーチャー — デビル(Devil)
クリーチャー — デビル(Devil)
トランプル、速攻
性急な悪魔が攻撃したとき、防御プレイヤーがコントロールするクリーチャー最大1体を対象とする。この戦闘で、それは可能ならこれをブロックする。
終了ステップの開始時に、性急な悪魔を生け贄に捧げる。
クリーチャーを狙い撃つことができるため、ボール・ライトニング/Ball Lightningが溶岩の撃ち込み/Lava Spikeのような本体火力だとすれば、これは火山の鎚/Volcanic Hammerのような汎用火力として扱えるデザインとなっている。除去として見ても、タフネス6までのクリーチャーを焼くことができ、本体にもいくばくかのダメージを通すことが可能、と強力な性能。もちろん、ブロッカーがいない隙を狙って6点ダメージを通してもよい。
本家ボール・ライトニングと同じくスライやバーンに適している。バーンでは火力を除去と使用するか、本体への直接火力として使用するか、という判断が求められるが、性急な悪魔はどちらもこなすことができ場面を選ばない。本体火力ばかりを引いてしまいシステムクリーチャーを除去できない、といった状況も改善してくれる。
先制攻撃持ちが1体でも立っていると腐ってしまう弱点は本家と同じ。また、呪禁持ちの他にタップ状態のクリーチャーも通常焼けないなど、歩く火力であるがゆえの独特の弱点もあるため、プレイングに注意を払いたい。
レアではあるがリミテッドでは貴重な除去であり、またゲームを決める止めの一撃ともなる。首尾よく生きたまま本体に攻撃を通せたなら、さらに現出持ちや罪からの解放者/Extricator of Sinの生け贄に充ててしまいたい。
- 4マナでおまけ付きのボール・ライトニングであるという点は火花の強兵/Spark Trooperと似ている。
- タップ状態のクリーチャーを狙えない等の差異はあるが、後に登場した余剰のダメージをプレイヤーに与えられる対クリーチャー火力(炎の氾濫/Flame Spillなど)と結果的に似た挙動になっている。
[編集] 参考
- The M-Files: Eldritch Moon, Part 2/Mファイル『異界月』編・パート2(Latest Developments 2016年7月29日 Sam Stoddard著)
- カード個別評価:異界月 - レア